US準優勝フェルナンデス、世界133位にストレートで敗戦「正しい解決策を見つけられなかった」[全豪オープン]【テニス】
ミスが増えてリズムを掴めなかったフェルナンデス
1月18日、全豪オープン2日目、女子シングルス1回戦で、USオープン準優勝のレイラ・フェルナンデス(カナダ/世界ランク24位)[23]とワイルドカード(主催者推薦)で出場のマディソン・イングリス(オーストラリア/同133位)が対戦。イングリスが6-4、6-2で勝利する番狂わせが起きた。 【動画】フェルナンデスvs.イングリス全豪1回戦ハイライトをチェック 試合はフェルナンデスのサーブからスタート。いきなり10ポイントを要するロングゲームとなるが、なんとかキープに成功する。この入りでリズムを掴んだのか、イングリスはサーブ、ストロークともに好調。コートを広く使うテニスでフェルナンデスを走らせていく。 一方のフェルナンデスは、なかなかきっかけを掴めないまま試合が進み、第7ゲームでストロークにミス2本、ダブルフォールトと自らのミスで15-40とピンチを招く。サーブポイントで1ポイント凌いだフェルナンデスだったが、続くポイントでまたもダブルフォールト。ブレークを許してしまう。 このセットだけで19本のアンフォーストエラーとミスが増えてしまったフェルナンデス。その後、ブレークチャンスを作ることができず。6-4でイングリスがセットを先取する。 巻き返したいフェルナンデスだったが、第2セット第1、第3ゲームで8本のミスを犯してブレークを許す。第5ゲームでようやくキープしたフェルナンデスは、続くゲームで2度ブレークポイントを握ったが、あと1ポイントが奪えず。2-5で迎えた第8ゲームでもブレークチャンスを作ったが、武器であるフォアハンドにミスが出てしまってブレークならず。マッチポイントでも、フォアハンドが大きくオーバーして、6-2。イングリスがストレートで勝利した。 記者会見でフェルナンデスは「今日はミスが多すぎた。彼女は最初から最後まで素晴らしいプレーだった。見事ね」とイングリスを称えると、「私は残念ながら、第3セットまで持ち込むまでの正しい解決策を見つけられなかった。とはいえ、よくあること。今日は私の日ではなかった。もう試合は終わってしまった。練習コートに戻って、ハードワークを続け、解決策を見つけ、自分のテニスを向上させたい」とすべてがうまくいかなかったと感想を語った。 この試合、フェルナンデスは30本とアンフォーストエラーが増えてしまい、ウィナーもわずか8本にとどまり、試合の中でいい流れを作ることができなかった。 ■全豪オープン2022 日程/2022年1月17日(月)~30日(日) 開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク 賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円) 男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円) サーフェス/ハード 試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」
Tennis Classic 編集部