普通の腹筋運動よりも効果的…「マウンテンクライマー」の正しい姿勢をマスターしよう
マウンテンクライマーは、ジムに行かなくても体幹を鍛えることができる効果的な運動だ。 ただし、腰が下がったり、上がったりするなど、間違ったフォームだと運動効果は薄れてしまう。 マウンテンクライマーの効果を最大限にするには、最初は正しい姿勢に集中しゆっくりと動くようにしよう。 マウンテンクライマーは、ジムに行くことなく、心拍数を上げて、全身を鍛えることのできる自重運動だ。 「マウンテンクライマーやその他の種類のプランクを正しく行えば、クランチ(腹筋運動)よりも効果に腹筋を鍛えることができる」とニューヨークを拠点とするパーソナルトレーナーでMFストロング(MF Strong)創設者のミリアム・フライド(Miriam Fried)はInsiderに語っている。 「人々が気づいていないのは、脂肪は部分的に減らすことはできず、クランチをたくさんこなしても脂肪は吹き飛ばないということ」と彼女は話す。 「むしろ、『平らなお腹になるために運動しなければならない』という発想を転換し、体幹はすべての基礎となる大切なものだと考えてほしい。(その点では)クランチは機能的ではない」 マウンテンクライマーは体幹の安定性を高め、ケガの予防や他の運動の効果を高めるのに役立つエクササイズだ。 しかしながら、腰が不安定になったり、腕の位置がずれてしまうような間違いがあると運動効果が薄れてしまう。マウンテンクライマーの効果を最大限に引き出すためには、正しい姿勢のプランクとゆっくりとした丁寧な動きに集中し、より長い時間の運動やより速い運動へと段階を踏んで進んでいくことが大切だ。
Gabby Landsverk