内田有紀「49歳の現在地」…内気で無口な女優が取材対応に変化、更年期を告白でも話題
内田有紀(49)がまた脚光を浴びている。美容雑誌「美的GRAND」の読者から「美的GRANDベストビューティウーマン」に選ばれて、このほど贈賞式で黒のドレス姿を披露した。トロフィーを片手に「いい写真を使ってください。力こぶが自慢なので」とカメラマンたちにリクエストして場を和ませ、50代を迎える心境を打ち明けた。内田を長く取材する芸能記者からは「変わりましたね」との声があがった。 【写真】脚の長さを見せつける内田有紀 「どちらかというと内気で、口数も多くなかったのに」と言うのだ。 内田はNHKドラマ「燕は戻ってこない」で「東京ドラマアウォード2024」の助演女優賞を受賞。公開中の映画「劇場版ドクターX」のほか、来年1月公開の「劇映画 孤独のグルメ」にも出演するなど、女優としての活躍が目立っている。 このほど、双葉社「THE CHANGE」のインタビューでこう語った。 「2012年が私にとって転機になった年です。(中略)ドラマ『最後から二番目の恋』の顔合わせやリハーサルがあった時に、宮本理江子監督から“もう少し他の表現はありませんか”とご相談をいただきました。そのとき私は何も返すことができなくて、自分でも表現の幅が全然ないということを感じていました。そのときから芝居のことを自分の生活に深く取り入れて、もっと自分から提案できるようになろうと決心しました」 その後、撮影で役柄や演技を巡って監督とディスカッションするようになったというから、イベント出演やマスコミ対応での変化にもつながったのだろう。贈賞式のステージではこう挨拶した。 「若い頃から早く年を重ねていきたいと思っていました。自分の考えや思いが全部経験値に出ると思ってまして。自分が言う言葉一つ一つが皆さんのハートに届くように、自分が人生でつまずき、悩みながら歩いて、悩んで悩んで出した結果だったり、そういうものが今の自分に全て表れてるんじゃないかなと思います」 汗が止まらなかったり、更年期の始まりを意識していることも明かしつつ、これからも努力を続け「飾らない自分で素直に年を重ねていけるようにやっていきたい」と誓った。 私生活では俳優の吉岡秀隆と2005年に離婚後、元俳優の柏原崇(47)と交際を始め、現在はパートナーとして行動を共にしている。9月に出演したトークバラエティー「だれかtoなかい」(フジテレビ系)では、こう言った。 「相手の生き方とか芝居の考え方、向き合い方をリスペクトでき、すごく尊敬しているところがあるから成り立つ。今もなお私より先にアップデートを重ねて私の頭ひとつや、この目ふたつで見てるものより、さらに足されたことが倍になるわけですよね。もっともっと深いことができて仕事がしやすい、この上なく!」 変わらぬ美貌は公私ともに充実していることも大きいようだ。 ◇ ◇ ◇ 50歳を前にして内田有紀の勢いが止まらない。関連記事【もっと読む】内田有紀が「美アラフィフ」ブームに火を付けた!同世代女優陣がドラマ・CMに引っ張りだこな理由…では、本人がブームの牽引者たり得る理由について伝えている。