今見てもやばい…ミラン、世界最強の黄金期イレブン紹介【DMF】華麗すぎる司令塔…歴代最強のレジスタとは?
サッカー史上最も強く美しいクラブはどこか? そんな問いを受けた時、2006/07シーズン、カルロ・アンチェロッティ監督の下でチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げたミランを挙げる人は多いのではないだろうか。MFカカをはじめ、各ポジションに実力者を揃えたロッソネロは強く、そして魅力に溢れるチームであった。今回は当時の主力メンバーをピックアップ。世界の頂点に立ったメンバーを紹介していく。 【画像】ACミラン世界最強の黄金期イレブン、フォーメーションがこれだ!
MF:アンドレア・ピルロ(イタリア代表)
生年月日:1979年5月19日(当時28歳) 2006/07シーズンCL成績:12試合出場/1得点1アシスト アンドレア・ピルロがミランへやって来たのは2001年のこと。ただ、当時はトップ下にMFマヌエル・ルイ・コスタがおり、出場機会はほとんどなかった。しかし、2001/02シーズン途中にカルロ・アンチェロッティが監督に就任すると、ピルロはアンカーでの起用を指揮官に直訴。以降、中盤底で才能を示したピルロは、ミランの「顔」として印象的なプレーを見せ続け、世界屈指の“レジスタ”としてその名を轟かせた。 2006/07シーズンも攻撃を司る存在として活躍したピルロは、同シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で12試合に出場。左右両足から放たれる正確無比なキックで幾度となく違いを生み、自身2度目となるビッグイヤー獲得を果たしている。その活躍が評価され、2007年のバロンドール投票ではMFカカ、FWリオネル・メッシやFWクリスティアーノ・ロナウドら錚々たるメンバーがいる中、4位の票数を獲得している。