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【2020年 上半期本ランキング】史上初『鬼滅の刃』BOOK&コミック同時1位 コミック1~19位独占&全て200万部超えの快挙

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オリコン

 新型コロナウィルス感染症が世界的に猛威をふるった2020年上半期。街から人が消え、在宅ワークが推奨されるなど、社会構造の根幹を揺るがす未曽有の事態となる一方、外出せずに家で過ごす「STAY HOME」が声高に叫ばれ、“おうち時間”をいかに有意義に過ごすかが国民共通のテーマとなった。そんな状況下で、大きな役割を担ったのが「本」。本日28日に発表になった「第13回オリコン上半期“本”ランキング2020」では、『鬼滅の刃』がシーンをけん引。史上初の「BOOK」と「コミック」同時1位達成のほか、「コミック」では1位~19位を独占し、いずれも200万部を突破という快挙を成し遂げた。 【20年上半期ランキング】コミック1位~25位『鬼滅の刃』驚異の1~19位独占

■歴代記録&史上初のオンパレード 店頭から本が消えた『鬼滅の刃』ブーム

 「第13回オリコン上半期“本”ランキング2020」の主役といえる好セールスを記録したのが、吾峠呼世晴氏の『鬼滅の刃』。「オリコン上半期コミックランキング2020」の「単巻別」では、同作の第18巻が、期間内売上303.6万部で1位を獲得したのを筆頭に、1位から19位までを同作が席巻し、しかも19作すべてが200万部を突破。昨年の同ランキングでは、100万部以上売り上げた作品が3作であったことからもわかるように、文字通り「コミック」シーンを盛り上げる立役者となった。  また『鬼滅の刃』の人気は「コミック」だけにとどまらない。同作のノベライズ作品『鬼滅の刃 片羽の蝶』『鬼滅の刃 しあわせの花』(共に(原作)吾峠呼世晴/(小説)矢島綾)がそれぞれ、期間内売上60.1万部、59.9万部を記録し「オリコン上半期BOOKランキング2020」の1位、2位を独占。ノベライズ作品の「上半期BOOKランキング」1位および1位2位独占は、2008年の集計開始以来、史上初となった。  これら『鬼滅の刃』躍進のきっかけとなったのは、昨年4月~9月に放送されたテレビアニメの影響が大きいと言えるだろう。現に、昨年の「オリコン上半期コミックランキング2019」ではTOP50に1作も入っていなかったにも関わらず、テレビアニメをきっかけにその世界観にハマる人が続出。昨年下半期以降、セールスを拡大すると、今年に入ってさらに勢いが増し、書店では転売される影響を懸念し、1人1冊の購入制限が設けられたり、店頭からコミックが消えるなど一気に社会現象化。「オリコン週間コミックランキング」でも「1位~19位独占」を2週にわたって記録するなど、次々と歴代記録を達成してきた。  「オリコン上半期コミックランキング」ではこれまで、集計期間内に発売された人気シリーズの最新刊が上位にランクインすることが多かったが、『鬼滅の刃』は、最新刊だけでなく全巻が好セールスを記録。コロナ禍で、家で過ごす時間が増えるなか、口コミや報道での『鬼滅の刃』の評判を聞き、まとめ買いをする人が続出した結果、1位から19位まで独占という結果につながったと考えられる。  人気絶頂のなか、5月18日発売の『週刊少年ジャンプ』で連載終了。SNSでは「#鬼滅ロス」がトレンドになるなど、この熱狂はまだまだ続きそうだ。

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