森元首相も駆けつけた 琴桜の大関昇進祝賀会に1100人 八角理事長「綱への道開ける」
大相撲初場所後に大関となった琴桜の昇進披露祝賀会が29日、東京都千代田区のホテルニューオータニで開かれ、日本相撲協会の八角理事長（元横綱北勝海）や横綱照ノ富士、新大関大の里、森喜朗元首相ら約1100人が出席した。 八角理事長はあいさつで「琴桜は先代が横綱。2代目琴桜も大関の地位に甘んじず、一生懸命稽古し、素質を生かしながら他を寄せ付けない相撲を磨いていけば横綱への道が開ける」と激励した。 琴桜は新大関場所を従来のしこ名の琴ノ若で務め、大関2場所から、横綱だった祖父のしこ名である琴桜を襲名した。会場には琴ノ若時代から現在までの化粧まわしが飾られるなどした。琴桜は「周りに支えていただいての大関披露なのでありがたい気持ち。変わらず優勝を目指し、自分らしくやっていきたい」と決意を語った。
