『きみに読む物語』のジェームズ・マースデン、今もファンから「私はロン派」と言われることを明かす
ニコラス・スパークスの小説を原作に制作され、ライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスが主演した映画『きみに読む物語』。アリー(レイチェル)は避暑のために訪れた別荘で青年ノア(ライアン)と知り合い恋に落ちる。しかし彼女の両親は反対、その後ノアは戦地へ赴き2人は離れ離れになってしまう。アリーは裕福な弁護士ロン(ジェームズ・マースデン)と婚約するが復員したノアと再会。彼が送り続けていた手紙を母が没収していたことを知る。ノアの手紙を読んだアリーは自分の気持ちに気が付き、ロンと別れノアの元へと戻る。
この作品は2004年にアメリカで公開、その後日本でも大ヒット。今も世界で愛されている作品だがロンを演じたジェームズ・マースデンがその人気のほどを裏付けるエピソードを披露している。雑誌『ピープル』のインタビューで「当時僕たちは感動的な恋愛映画になることを望んでいたけれどこんなにアイコニックな作品になるとは思っていなかった。誰も予想していなかった。今はその作品に関われたことを誇りに思っている」とコメント。「今でもファンが声をかけてくるんだ。街ですれ違う人が『私はロン派だよ』って言ってくれる。よく言われるよ」。
18年前の出演作について今も言われるなんて、代表作がそれしかない「一発屋」の俳優のようで複雑な気持ちになりそうだけれど、彼の場合は映画『ヘアスプレー』や『ソニック・ザ・ムービー』のようなヒット作が多々あるので問題なさそう。ちなみに彼の作品で根強い熱烈なファンのいるもう1つの作品と言えば、おとぎの国の王子さまを演じた映画『魔法にかけられて』。マースデンは続編『Disenchanted(原題)』にも出演、エイミー・アダムスやパトリック・デンプシーと再共演を果たした。今年後半には公開される予定。エドワード王子が今度はどんな奮闘を見せているのか、楽しみにしたい。