【バレー】トヨタ車体 中屋夏澄、松本亜弥華、ケルシー・ロビンソンの3選手が退団。中屋、松本は引退。印東玄弥監督と今村駿、木村泰輔、林謙人の3コーチも退団
バレーボールV1女子のトヨタ車体クインシーズは24日、中屋夏澄、松本亜弥華、ケルシー・ロビンソンの3選手と、印東玄弥監督、今村駿、木村泰輔、林謙人の3コーチが退団することを発表した。 中屋選手は2016年に日本体育大から入団、松本選手は2020年に埼玉上尾から移籍加入。それぞれアウトサイドヒッター、ミドルブロッカーとしてチームを支えた。 アメリカ代表で東京五輪金メダリストのロビンソン選手は2021-22シーズンの外国籍選手として加入。アウトサイドヒッターとして攻守にわたり、チームを牽引した。 印東監督は2016-17シーズンに総合コーチに就任し、2019-20シーズンからは監督としてチームの指揮をとり、若い選手たちの育成にも貢献した。 退団する選手、スタッフからのコメントは、同チーム公式サイトに掲載されている。URLは、https://queenseis-tab.com/
なお、印東監督からは弊誌にもコメントをいただいたので、お届けする。 ――トヨタ車体のファンに向けて。 印東:勝利する瞬間を多くの人と分かち合いたいと思っていたのですが、なかなか期待に応えられない状況でした。チームとしてのスタイル、明るさや、バレーが好きで思い切りプレーして苦しい時も力を合わせて乗り越えるということに対して、若い選手を多く集めてこれから頑張っていくベースの部分を手掛けられたと思います。その選手たちが成長してチームの中心となって、より応援していただけるチーム、強いトヨタ車体クインシーズを築いてもらいたいと願っております。 どんな時も変わらず応援してくださった方々に心から感謝しております。 ――バレーボールファン全体に向けて。 印東:バレーボールはとても面白いスポーツですが、それをコートで表現することにおいて伝えられた部分と伝えられなかった部分があったと思います。 この素晴らしいバレーボールに関心を持ってもらい、より応援していただけるようにバレー界、選手も関わる人もすべて動いていくことが必要で、その中にファンの皆さんも一緒に加わっていってもらえれば嬉しいです。