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【新型コロナ】保健室のカーテン裏側消毒を トイレにも感染リスク 学校、保護者の連携が重要 鹿児島大医学部・根路銘教授に聞く

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南日本新聞

 鹿児島県内で新型コロナウイルスの感染者が急増し、小学生の感染者も確認された。一部の保護者からは登校させることに不安の声も上がる。感染状況が新たな局面を迎えた今、学校現場にはどのような対策が求められるのか。県小児保健協会長で鹿児島大学医学部の根路銘安仁教授=小児保健=に聞いた。  -学校現場の現状をどうみるか。 「今は誰が感染してもおかしくない状況だ。各校でさまざな対策が取られているが、自分の学校でも起こり得るという前提で、発生前と発生時への具体的な備えを改めて考えなければならない」  -求められる取り組みは。  「国のガイドラインに沿って対策を進めてほしい。感染者には接触感染が多いとされる。飛沫(ひまつ)と接触の感染経路を絶つには、必要に応じたマスク着用とアルコール消毒の徹底が大事だ」  -校内で感染のリスクが高い場所は。  「保健室で症状がある子どもをみる際は、周囲1、2メートルが汚染されており、接触感染する可能性がある。ベットだけでなく、カーテンの内側も消毒してほしい」

 「便にも大量の新型コロナが検出されることが分かった。用を足した後の手は汚染されているので、トイレのドアノブや水道の蛇口などに直接触れるのは避けたい。ひじでドアを開けたり、ドアオープナーを使ったりする工夫が必要」  -保護者の不安も高まっている。  「子どもは新型コロナが細胞に侵入するのに必要なタンパク質『アンギオテンシン転換酵素(ACE2)』が少なく、子ども同士の感染は低いと考えられている。過度な対策は教育活動への弊害も大きく、予防目的の休校などは必要ないだろう」  「だが子どもが感染するケースはゼロではない。その場合、大人が子どもにうつす可能性が高く、家庭での感染リスクが気掛かりだ。保護者との連携を重視し、感染がまん延している地域では登校前の検温に加え、家族の健康状態を確認する必要がある。教師も常時マスクを着用してほしい」  -グループ学習などは進めてもいいのか。  「マスクを着用し1~1.5メートル離れれば、飛沫感染は防げる。ただ机や椅子などに飛び散ったウイルスに手が触れると、鼻や目などの粘膜から接触感染することがある。特に話し合い活動のある授業や昼休みの前後は手洗いが必要」

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