【将棋】渡辺明九段が左膝痛で異例の投了、A級順位戦の途中で「強い痛みがきて無理」Xで説明
将棋の渡辺明九段(40)が13日、X(旧ツイッター)を更新。千田翔太八段(30)とのA級順位戦6回戦で左膝の痛みを理由に投了を申し出た件について、経緯を説明した。 【画像】Xで説明した渡辺明九段 「今日の対局、最後まで指せずに申し訳ありませんでした」と謝罪した上で「膝の手術は近い日程で決まっていて、今日は当面の最後だったので、やりきりたかったのですが、強い痛みがきて、順位戦の終わる時間を考えると無理だと判断しました」と説明した。 症状については「痛みが出るかどうかは日によるので(先週の対局はそれほどでもなかったので、普通に指せた) とりあえず横になれれば落ち着くので、後はもう手術の日を待って、それから復帰へ向けて頑張るしかありません。申し訳ありませんでした」とつづった。 渡辺は5月31日にXで「左膝を怪我したので6月は治療とリハビリに充てるつもりだったんですが、良い意味で予定が狂いました」などと記述。7月に開幕する藤井聡太王位が保持する王位戦への挑戦が決まったため、左膝の手術を延期していた。