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現代中国の歴史は「侵略の歴史」である 沖縄は大丈夫か

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デイリー新潮

 尖閣諸島周辺への長期間にわたる公船の出没。香港の政治への強引な介入。死者も出したインドとの国境付近での衝突。ブータン東部は「我が国の領土だ」という唐突で強引な主張。 【画像】中国による「侵略地図」  この数カ月の出来事を振り返っただけでも、中国の拡張主義はとどまるところを知らない。これを習近平体制の問題と見ることもできるだろうし、コロナ禍に乗じた火事場泥棒的な振る舞いだと見ることもできるだろう。  しかし、実のところ中国は戦後一貫してこういう姿勢を取ってきた――そう指摘するのは有馬哲夫・早稲田大学教授である。有馬氏は、著書『歴史問題の正解』の中で、「現代中国の歴史は侵略の歴史である」という章(第9章)を設け、発掘資料などをもとに解説をしている。以下、その「歴史」を要約してみよう(引用はすべて同書より)。

中国は何をしてきたか

 日本人の多くは、中国(中華人民共和国)が建国直後にどのような動きを示していたかを知らない。有馬氏が、それを知るテキストとして挙げているのが2014年に公開されたダグラス・マッカーサー記念アーカイヴズ所蔵の「アメリカ極東軍司令部電報綴1949‐1952年」という文書だ。この文書はアメリカ国務省が各国から集めたアジア各地域についてのインテリジェンスを東京のアメリカ極東軍司令部に送った電報の綴りである。 「これを丹念に読み込み、情報を貼り合わせていくと、生まれて間もない中国が、極めて貪欲にアジアの周辺諸国に侵略の手を伸ばし、これらの国々の間に紛争を起こしていく姿が鮮明に浮かび上がってくる。日本を侵略国家として飽くことなく非難し続ける中国は、誕生の時から、いやその前から侵略に手を染め、他国の人民から土地を奪っていたのだ。  断っておくが、こういった軍事インテリジェンスは、外部に向けてのプロパガンダと違って、あくまでも内部で用いる情報であり、事実かどうかが重要なので、アメリカ側から出て来たものとはいえ信頼性は高い」

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