50歳を迎えたペップ…英メディアが教え子ベストイレブンを選出!
マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が18日に50歳の誕生日を迎えた。2008年にバルセロナのトップチームの監督に就任すると、1年目からリーガ・エスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイの3冠を達成。その後率いたバイエルンではブンデスリーガ3連覇を成し遂げ、2016年から指揮をとるマンチェスター・Cでもプレミアリーグ連覇を達成するなど、クラブの黄金期を形成している。 スペイン人指揮官はその間、多くの名選手をピッチ上に送り出してきた。イギリスのメディア『トークスポーツ』は、グアルディオラ監督の教え子によるベストイレブンを選出している。 ※カッコ内は現所属クラブ
▼GK
マヌエル・ノイアー(バイエルン) GKに選出されたのは、現教え子のエデルソンでも、バルセロナ監督時代のビクトル・バルデスでもなく、ノイアーだった。エデルソンはペップが考えるGKの究極の理想形と思われるが、従来のGK像を打ち破って、同ポジションに革命を起こした点が高く評価されたのだろう。「スイーパーGK」という言葉が生まれたのも、ノイアーの存在が大きかった。
▼DF
ダニエウ・アウヴェス(サンパウロ) ヴァンサン・コンパニ(アンデルレヒト監督) ジェラール・ピケ(バルセロナ) ダビド・アラバ(バイエルン) 右サイドバックは、プロサッカー界で最も多くのタイトルを獲得したとされるD・アウヴェス。彼もノイアーと同じように、サイドバックの概念を打ち壊した選手の一人で、グアルディオラ体制のバルセロナには欠かせない選手だった。 センターバックコンビを組むのは、真のリーダーだったコンパニとグアルディオラ監督のもとで世界的選手に成長したピケ。カルレス・プジョルとピケの黄金コンビを期待したファンもいたかもしれないが、2019年のレスター戦で叩き込んだ強烈ミドルの印象が強いのだろう。英国メディアはコンパニを推している。 そして左サイドバックにはアラバが選出された。グアルディオラ監督がバイエルンで指揮をとった161試合のうち124試合に出場。偽サイドバックを指す言葉として「アラバロール」が日本で定着したように、グアルディオラ監督のポゼッションサッカーに多大な影響を与えた。