「署名はIR手続きに影響与えない」大阪市・松井市長が定例会見5月26日(全文1)
当事者・支援団体の意見をどう生かすか
大阪日日新聞:メーリングリストみたいになっていて。ですから実際の機能がしなかったっていう点と、それとほかのセンターには専門家自体が不足していると。この辺を解決していかないと新しくつくっても同じことになってしまうんじゃないかと思うんですけど。専門家のほうも一定いるのかも分からないですけど、機能させていくために、これまでと違うどういう取り組みをするかっていうことと、あと当事者団体とか家族支援の団体とか、ここらの意見がなかなか入ってないということだったんですけど、この意見の取り込みというところはどうお考えでしょうか。 松井:それ一度、専門家の数が少ないというのは、専門ドクターっていうのが、精神内科の、精神科のドクターのやっぱり数、一挙に増やすことはできませんから、これ、阪大の先生が中心でやってくれてるのかな、今。そういう方々の、なんて言うかな、つながり。そういうものをさらに活用できるようなことも考えたいと思いますし。それから依存症の各種団体、依存症患者の会とか、依存症家族の会とか、そういう方々のご意見は、これは大阪府健康医療部がしっかりと情報収集して、われわれは、その情報収集に寄り添った形の施策っていうのは実現していきたいと思っています。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けします。毎日放送さん。
IR住民投票を求める署名が15.7万人分。受け止めを
毎日放送:すいません、毎日放送の梅田と申します。きのうなんですけれども、カジノの住民投票を訴える市民団体の方の署名というのがきのうで終わりまして。もちろんこのあと署名が有効かどうか判断はされると思うんですけど、今のところ有権者数の50分の1に当たる15万7000人分の署名が集まっているという状況です。市長に、この署名が一応基準を超える数、今のところ集まっているというところの受け止めをまず教えていただけますか。 松井:やっぱり反対の方もいるんだろうなとは思います。そういう方の意見っていうか、そういう思いも配慮しながら、われわれ、やっぱり、今もう議会の議決を得て国に申請しているわけですから、そういう皆さんが今、懸念されている問題点、リスクをしっかりヘッジしながら進めていきたいと思います。 毎日放送:そこの、一定、府民、今回署名されたのは府内なので、一定、府内、府民の方もしくは市民の方に、さらにIRについての説明を今後されていくとか、あと今回の一定署名が集まったことに対して、今、国に申請されていますけれども、そちらに与える影響など、その辺りというのはどうお考えでいらっしゃいますか。 松井:影響? 今はもう事務的手続きで国といろいろやっていますから、そういう皆さんの思いというものはしっかり受け止めますけども、手続きになんらかの影響を与えるということにはならないと思います。 毎日放送:今後何か市民などにあらためて説明をさらに。 松井:いや、説明はもうこれからもずっと続けていきますよ。当たり前のことです。 司会:次の質問をお受けします。大阪日日新聞さん。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見5月26日 全文2に続く