写真：窓の杜

　米GitHubは9月17日（現地時間）、「Copilot Extensions」のパブリックプレビューを開始した。5月からプライベートベータが実施されていたが、より多くの開発者が利用できるようになる。 　「Copilot Extensions」は、同社のコーディング支援AI「GitHub Copilot」を他の開発ツールへ組み込めるようにする。つまり、AIがコードを提案するだけでなく、外部データベースやテストフレームワーク、デプロイツールなどともやりとりできるようになり、わざわざAIを活用するためにツールを切り替える必要がなくなる。一般的な用途の拡張機能であれば、「GitHub Marketplace」で公開することもできる。 　また、社内ツールや独自のフレームワーク、ベストプラクティスをカプセル化するプライベートな「Copilot Extensions」を構築すれば、その企業固有のワークフローやコーディング標準、プライベートAPIなどを「GitHub Copilot」が理解し、従業員の生産性向上を手助けしてくれるだろう。開発者や組織が質の高い拡張機能を作成するのに役立つ情報をまとめた「Copilot Extensions Toolkit」も提供される。