台湾のシンクタンク、青森県と産学連携の覚書締結 デジタル人材の育成などで協力へ
(台北中央社)政府系シンクタンクの資訊工業策進会(資策会、台北市)と青森県は13日、台北市内で産学連携などに関する覚書を結んだ。双方は今後、デジタル人材育成の推進やインターン交流など、デジタル分野での協力を進めていく。 調印式では、資策会の黄仲銘董事長(会長)と同県の宮下宗一郎知事が覚書に署名した。 資策会が同日に発表した報道資料によれば、宮下氏は台日間のハイテク産業の交流と協力拡大のために訪台。訪台を通じて、技術革新と産業のグレードアップにおける双方の交流と協力を促進するとともに、人材の双方向交流によって互いの産業発展に新たなエネルギーをもたらせればと期待を寄せた。 黄氏は、同県との産学連携を推進することで、教育と職業のミスマッチを軽減し、また、将来の連携に向け、より多くの優秀な人材を確保できるよう、実習から就職までのプロセスにおいて学生の専門能力を全般的に高める必要性を強調した。 (蘇思云/編集:荘麗玲)