浦和の室陽一朗がJRA初勝利「乗りやすくて、夢のような時間でした」【YJSファイナルラウンド中京】
14日の中京競馬8R・YJSファイナルラウンド中京第1戦(3歳上1勝クラス、芝2000メートル)は、1番人気のタガノデュードが快勝。鞍上の室陽一朗(ひいろう、22=浦和)はJRA初騎乗でうれしい勝利を挙げた。勝ち時計は2分01秒2(良)。 道中は好スタートを決めて2番手へつけたが、向正面でかかって一旦は前へ出る形。そこでなだめて脚をためて、直線でバガンを捕らえた。騎乗したタガノデュードは昨年のGⅠ朝日杯FS5着馬で、ここでは力が違う勝ちっぷり。室は「納得できないレースでしたが、勝ててよかった。前へ行っている馬なので折り合い重視でいきたかったけど、向正面でかかってしまった。馬の力で勝たせてもらって本当に強いです」とパートナーに最敬礼しつつ、「初めての中京競馬場は広くて乗りやすくて、夢のような時間でした」と喜びを爆発させていた。
東スポ競馬編集部