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植物を「使う」という園芸

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園芸は、楽しいだけではなく、心にも体にもよい影響を与えてくれるものです。千葉大学大学院で園芸の可能性を研究する岩崎 寛(いわさき・ゆたか)先生が、 園芸療法の視点からやさしく教えてくれます。第4回は植物を「使う」という園芸についてお話をうかがいました。 * * * ■植物を使いたいかから始める 今回は、植物のよい影響を日常的に得るために「生活の中に植物を取り入れましょう」というお話です。 一般的な園芸では、主に植物を育てたり観賞することを目的としています。植物の育成や観賞に価値が感じられない場合、園芸は自分にとっては関係のない趣味、ということになってしまいます。しかし、ここまで植物が人に与えるよい影響の数々をご紹介してきましたし、私の研究も「どうしたらもっと多くの人たちに植物と接してもらえるのか」を考えるものです。なので、園芸に対する価値観をさらに少し進めるために「使う」ということを推奨していきたいと思います。 例えば、料理が趣味の人ならハーブを煮込み料理に使ったり、サラダに混ぜたりという使い道が簡単に考えられます。料理に「使う」ことを第一の目的とするなら、庭の中でもキッチンから出入りしやすいところにハーブの栽培場所を確保したり、日中はベランダで栽培して、夕食時には栽培棚ごとダイニングテーブルに移動させて食べる直前に摘み取ったりと、そういう園芸の楽しみ方、始め方ができるのです。 人生を彩る楽しい時間というのは多岐にわたっています。例えば、バスタイムが一番の楽しみだという人なら、これからの季節にぴったりの爽やかな香りがするレモングラスをお風呂に浮かべてみれば、より楽しい時間になるかもしれません。ミントにしてもスペアミントやブラックミントなどの香りの違いを楽しんだり、同じローズマリーでも初夏の枝先のシャープな香りと、秋口の少し木質化した渋い香りの違いを楽しんだり。その楽しみ方はどんどんとふくらんでいくでしょう。 ※続きはテキストでお楽しみください。 ■『NHK趣味の園芸』連載「心と体にやさしい園芸療法」2020年8月号より

NHK出版

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