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不安な心がスッと整う…今お家で読みたい「本とその名言たち」

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みんなで協力して家にこもるSTAY HOME期間が延長されました。最適な行動を取るために、今は自分と向き合って心や体のメッセージを感じながら、自分軸をしっかりさせる大切な時間。毎日のニュースやSNSで現状を把握することは大切ですが、それに振り回されすぎると、心のバランスも意識の方向性も崩れます。そこで今回は、非日常的な世界の中で心がスッと整い、本質を見抜く力を養ってくれる3冊の本&絵本をそのメッセージとともにご紹介します。

マインドフルネスを欧米に広めた禅僧のティク・ナット・ハン師は、私たちが消費したものが私たちを形作っていくと言います。それは食べたものが私たちの血となり肉となるように、目にしたもの、読んだ情報も私たちの意識の奥深くに沈み、私たちを作るということです。そこで取り入れたり、発信する情報も「何が自分の栄養になるのか」と深く意識しながら、できるだけ力や喜びになっていくものと関わりましょう。 自分に対して健やかな栄養を与えることは、自分だけではなく全ての人の栄養にもなるというのは、心理学者ユングが考える集合的意識という考えです。 例えば、長野県で出土した縄文時代中期の土偶「縄文のヴィーナス」とシュメールの女神「イシュタル」像の姿は大変似ています。遠く離れた地で文化交流もなかったような時代に、人々がこのような女神のイメージを共有していたことは、民族や国、文化の境界線も超えて、私たち全員がアクセスできる共有の無意識、考え方や行動様式があるという現れです。つまり、集合的無意識の健康な種に水をやるような、心の栄養になる情報を取り入れることは、自分の心を整えるだけではなく、全体の心を整えるためにもとても大切なこと。それは私たちがパニックに陥らず、自分と社会全体の幸せに繋がります。そんなふうに心を整え、豊かな気持ちを感じさせてくれる3冊の本とその中の言葉が以下です。

1冊目 『まがったキュウリ』

戦争、娘は自殺、妻は滅多刺しに。アメリカに禅を伝えた激動の一生。 『あなたたちが特殊なもの、頼りにできると考えられる何かに依存する限り、独力で進んで行く十分な強さは持ち得ないでしょう。あなたたちは自分の道を見つけ出すことは不可能です。それ故、まず自分を知りいかなる標識も情報もなしに生きる強さを持たねばなりません――これが最も重要な点です。そこには真実があるとあなたたちは言います。しかしたくさんの真実があり得るのです。問題は、どの道をいくべきか、ということではありません。もし一つの方向に行くことだけを心がけ、あるいは常に標識に依存するならば、自分自身の道を見つけられないでしょう。最良の方法は、種々の標識を読みとる目を持つことです。』 ー『まがったキュウリ 鈴木俊隆の生涯と禅の教え』ディヴィッド・チャドウィック著 浅岡定義訳 藤田一照完訳(サンガ)より 昨日までの考えや生き方が通用しない激動のとき、過酷な状況を生きた先人の人生に触れることは、大きなヒントになります。『まがったキュウリ』はカリフォルニアに渡ってサンフランシスコ禅センターを建てた鈴木俊隆老師の伝記です。老師は、故スティーブジョブズにも大きな影響を与え、サンフランシスコ禅センターのひとつタサハラ禅センターでも修行しました。写真はタサハラ禅センターにある老師のお墓へ向かう道です。

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