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まさかのヒロイン虐待!? エニックスがスーパーファミコンで放った「異色の鬼畜アクション」とは?

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 90年代前半、エニックス(現スクウェア・エニックス)が刊行する雑誌『月刊少年ガンガン』で連載されていた漫画『ハーメルンのバイオリン弾き』をご存知でしょうか。漫画家・渡辺道明氏による冒険ファンタジー作品で、主人公の勇者は楽器を演奏して敵を倒すという個性的な内容で人気に! そして1995年9月29日、その作品を原作にしたスーパーファミコンソフトも登場。ちょうど本日で、発売から25年を迎えたことになります。 ■【画像】健気なヒロインにひどすぎる仕打ち?  本作は横スクロールアクションゲームで全4章で構成。4章と聞くと少ない印象を受けるかもしれませんが、1章の中に複数のステージ(5~6ステージ+ボスステージ)が存在するので、実はアクションゲームとしては相当なボリュームがあります。  ゲーム内容は、主人公の勇者ハーメルを操作して、同行するヒロインのフルートと一緒にゴールを目指すというモノ。これだけ見ると一見ふつうのアクションゲームのようですが、実際に遊んでみると『ハーメルンのバイオリン弾き』の原作漫画を読んでいない人はきっと驚くであろう“前代未聞のシステム”が採用されているのです。

■非道な主人公の行動を忠実再現?

 辺境の勇者である主人公ハーメルは、大きなバイオリンを担いで「魔曲」と呼ばれる力で敵を倒すという珍しい設定。北の都に住む大魔王ケストラーを倒すために、ヒロインである村娘「フルート」と、言葉をしゃべる謎のカラス「オーボウ」と一緒に冒険の旅に出ます。  ……とストーリー自体は王道ファンタジーなのですが、ギャグ漫画としてスタートを切った作品らしく、たとえシリアスなシーンでも容赦なくギャグシーンをぶちこんでくるハチャメチャな展開が魅力。特にギャグパートでのヒロイン・フルートは、主人公ハーメルから「魔曲」で操られて無理やり魔物と戦わせられたり、その影響で寿命が縮んだり、人買いに売られそうになったり、変な着ぐるみを着せられて見世物にされたりと、とんでもなく不遇な扱いを受けます。  そして本ゲームでは、そんな原作のギャグシーンをしっかりとゲームシステムに昇華。ヒロインであるフルートにひどい仕打ちをしなければゲームがクリアできないという驚きの仕様になっています。  フルートの頭上に乗って踏み台代わりにしたり、ヘンテコな着ぐるみを着せてその能力で障害を乗り越えて進んでいく斬新(?)なシステムを採用。そのうえ、ヒロインのフルートを物理的に投げ飛ばし、敵にぶつけて倒したり、ブロックを破壊したりすることも可能です。  まるでヒロインを便利な「飛び道具」扱いにした前代未聞のシステムは発売当時も話題に! 現在のスクウェア・エニックスの公式サイトにある本作のゲーム紹介ページでも「元祖ギャル投ゲー」という独特の呼称がつけられています。

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