森林セラピー【「森の案内人」木場徳義さん(中央)と森下右子さん(左)、井上桃子リポーター（右）】

福岡県篠栗町は、町の中心部には多々良川が流れ、町の面積の約70パーセントを山林が占めている緑あふれる町。その自然豊かな篠栗町では、２００９年3月に「森林セラピー」基地の認定を受けました。「森林セラピー」とは、科学的に実証された森林浴のことで、篠栗町には６つのウォーキングロードのプログラムが設定されていて、心身の健康と癒しを求めて、森の中の散策を楽しむことができます。

大和の大杉（画像）

井上桃子リポーターは初心者にもおすすめの「落陽コース」を体験することに。篠栗町の森の魅力を多くの方に発信するガイド「森の案内人」である木場徳義さんと森下右子さんがコースを案内してくれました。スタート地点は若杉山にある若杉遥拝堂駐車場。まず森の中に入ると道にはスギ・ヒノキのチップが敷き詰められています。木の良い香りはもちろん「歩いている感じが、まるで雪を踏んでるようで、包み込まれる感じがします。歩きやすいです。」と井上リポーター。森下さんも「普段は固いアスファルトの上を歩くことが多く、足の負担になっていたりします。ウッドチップは自然な柔らかさなので、心地が良いと感じられるかなと思います」と話します。木場さんは「今日はぜひ五感を使ってください！」と井上リポーターにアドバイス。耳を澄ますと鳥のさえずりや風の音が。井上リポーターも「癒される！」と心身ともにリフレッシュしているようでした。 「落陽コース」の見どころのひとつは、5本に分かれた幹が目を引く巨大な杉「大和の大杉」。樹齢は約５００年から６００年ほど。高さ40メートルの大迫力の杉で、現在も成長中だそう！

『心の癒し弁当』（左）、『おにぎり弁当』（左）

たくさん歩いたあとは、お腹も空きますね！事前予約で『心の癒し弁当』（１２００円）や『おにぎり弁当』（５００円）も楽しむことができるんです♪篠栗町の野菜がふんだんに使われていて、彩りも鮮やか！自然に囲まれて食べるお弁当は格別で「最高です」と井上リポーターも大満足でした。 篠栗町は福岡市街地からの交通のアクセスも良く「都会からすぐに行ける森林セラピー、というのが魅力だと思います」と話す森下さん。森林セラピー体験料金は4人以上だとひとり１５００円、３人以下だと1組５０００円（弁当代は含みません）。申し込みやお問合せについては篠栗町役場産業観光課（092-947-1217）へ。コースの詳細や注意事項についてはサイトからも確認できますよ。 森林セラピー基地篠栗 https://sasaguri-therapy.jp/ 申し込み・問合せ：092-947-1217（篠栗町役場産業観光課） ※この情報は、お昼の情報番組「Wish＋（プラス）」（７月４日放送、アイタカーリポーター：井上桃子）でお届けしました。