“ある”と“ない”とでは大違い!? 「キャンプ用エプロン」の実力と選び方のポイントとは
キャンプグッズには、テントや調理器具などの必需品だけでなく、実は“あると便利”なアイテムも。そんな地味に大活躍するグッズの1つが「キャンプ用エプロン」です。一口にキャンプ用エプロンといっても様々なタイプがあり、何を選ぶかも重要なポイント。今回はタイプごとのメリットや選び方をご紹介します。 【写真】機能的で便利に使えるエプロンをチェックする(全9枚)
キャンプ用エプロンのメリットとは
キャンプ用エプロンは一般的な家庭用エプロンと異なり、キャンプに適した機能性の高さが特徴です。たとえばカラビナや工具をひっかけるループが付いており、テント設営時に使うペグやハンマーの持ち運びに便利。また様々な形のポケットも備え、火起こしの際のマッチ・着火剤などの小物もなくさずに済むなど、キャンプのあらゆるシーンで活躍します。
キャンプ用エプロンのメリットとは
キャンプ用エプロンのもっとも優れた機能と言えるのが、火の粉や油から体を守ってくれる耐熱・防火の機能。燃えにくい素材でできており、火の粉が飛び散って服に穴が空くのを防いでくれます。キャンプでは火起こしや調理など火に近い場面が多く、この機能は非常に重要。キャンプ用エプロンを選ぶ際には、エプロン生地の強さや厚さをしっかりチェックしてください。
目的に合ったエプロンの形状を選ぼう
エプロンの形状としてよく見られるのが、胸元から下半身まで幅広くカバーしてくれる「胸当てタイプ」です。しかしポケットが多く大量に用具を入れられるエプロンの場合、「1本の紐で首から下げる」胸当てタイプだと用具の重みで首に負担がかかることに。「背中で紐をクロスさせる」胸当てタイプにすれば、肩で重量が分散されることで疲れにくくなります。 また紐で支えるのではなく、ベストのように着るエプロンもあります。重い用具をポケットに入れる場合はベストタイプの方が重さを感じにくく、より楽に作業することができるでしょう。 さらに「腰に巻き付ける前掛けタイプ」もあり、身軽に動きたい人におすすめです。こちらは下半身のみガードされるため、上半身への火の粉や汚れなどは防げません。とはいえキャンプ用エプロンは通気性が高くないものが多く、暑さが気になる夏場は前掛けタイプを使うという方もいます。 キャンプ用エプロンには、機能性だけでなくデザイン性が高いものも豊富にあります。目的に合ったお気に入りのキャンプ用エプロンで、より快適にキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
野中陽平