斎藤佑樹、野球場をつくる! 子どもたちの未来のため「自分の手で」…重機で穴掘りも 栗山英樹さんに教わる“極意”『every.特集』
■追加の講習を志願…穴掘りに初挑戦
「僕が整地をする」と言う斎藤キャスター。整地作業を自らやるために、建設機械の免許を取得しました。「できる限り自分の手で野球場をつくりたい」という本気度を目の当たりにしました。 運転できるのは3トン未満の小型建設機械です。穴を掘ったり物を運んだり、野球場づくりに必要なさまざまな作業が可能になります。 コマツ教習所群馬センタの講師・岡田さんを前に、斎藤キャスターは「野球場をつくりたくて、そのために免許を取りにきたんですよ。もっともっと技術的にうまくなりたいので、ぜひ教えてください」とお願いします。 免許を取った直後に腕を磨くため、さらに追加の講習を志願。初めての穴掘りに挑戦しました。 「よし! よし!」と安全確認をした後、「前に進みます!」。アームと先端(バケット)のそれぞれ違う動きを同時に操作するという、初心者には難しい作業です。掘って土をまくと、岡田さんは「はいOKです! 初めてでスゴイですよ」と感心した様子です。 斎藤キャスターは、さらに5分掘り続けました。岡田さんは「今掘った穴を人が掘ろうと思ったら、多分1~2時間かかる。あんな硬いところ掘れないので」と言います。 斎藤キャスター 「野球場づくりが、これでちょっとだけ見えてきました」
■栗山英樹さん「過程がおもしろい」
夢に向かって走り始めた斎藤キャスター。栗山さんから、野球場づくりの極意を聞きました。 栗山さん 「一気につくらない方がいいと思います」 斎藤キャスター 「どういうことですか?」 栗山さん 「過程がおもしろいので。土をひっくり返すと岩が(出て)岩場に見えるくらい粘土質で。土じゃない。ガタガタで」 「これ絶対に草なんか生えないよっていう感じだったので、最初の年は小麦をまいてそこに芝が生えるのかどうかを試したら、ヒゲみたいのが生えてくるのよ。めちゃめちゃうれしくて」 斎藤キャスター 「うれしかったんですか!」 栗山さん 「目の前にグラウンドがあって、コーヒーを一杯飲むと全然違うのよ。自分の球場だと。あんな贅沢(ぜいたく)感を感じることはないかもしれないですね」 斎藤キャスター 「最高ですね! 今の話聞いているだけでもいいですね」 (4月1日『news every.』より)