斎藤佑樹、野球場をつくる! 子どもたちの未来のため「自分の手で」…重機で穴掘りも 栗山英樹さんに教わる“極意”『every.特集』
『news every.』キャスターで元プロ野球選手の斎藤佑樹さんが今年、長年の夢だった野球場建設へ動き出しています。国内外の球場の他、千葉県や地元・群馬県の候補地を視察。構想を直接聞いた栗山英樹さんも太鼓判を押したプランや、独自のこだわりとは? 【動画】“自分の手”で子ども専用の野球場をつくる…斎藤佑樹プロ野球引退後の“第2の夢”『every.特集』
■ドジャースの球場にも…各地を視察
今年2月、斎藤佑樹キャスターはアメリカ・ロサンゼルスにいました。「すごい! ドジャー・スタジアムにやってきました」。大谷翔平選手が活躍するロサンゼルス・ドジャースの球場です。 選手の背番号のモニュメントが並ぶ場所で、斎藤キャスターは「大谷翔平選手の番号はあるのかな? まだないか…」とつぶやきました。 プロ野球引退後は、国内だけでなくアメリカやオーストラリアなど各地の野球場を見て回っている斎藤キャスター。なぜなのでしょうか? 斎藤キャスター 「子どもたちのために、長年僕の夢だった野球場をつくりたくて。それはできる限り、自分の手で野球場をつくりたいなと思っています」
■衝撃を受けた、リトルリーグ専用球場
その野球場づくりは、どんな形なのでしょうか? 斎藤キャスター 「衝撃を受けたのは、アメリカにあるウィリアムズポートという場所のリトルリーグ専用の野球場なんですね。子どもたちのためだけのサイズで、スタンドがあって外野席にホームランが飛び込みます。そんな野球場を、日本にもつくりたいなと思っています」
■野球場の“先輩”でもある恩師に報告
長年の夢だった壮大なプロジェクトを、今年2月、都内で“あの恩師”に報告しました。「もう斎藤さんに言われたら、どこでも行きますよ」と待ち合わせ場所に姿を見せたのは、斎藤キャスターが現役時代、同じチームで監督だった栗山英樹さんです。 栗山さんは北海道の栗山町で、子ども専用の「栗の樹ファーム・少年野球場」をつくっています。自ら土を耕し、芝を植えるなど、一から野球場をつくった先輩です。
■栗山英樹さん、プレゼンに「いいね」
斎藤キャスター 「ついに野球場をつくり出せそうな雰囲気はあるんですけど…」 栗山さん 「スタートしますか。うれしいなー」 斎藤キャスター 「野球場をつくるために、コンセプトを考えてきたんですよ」 栗山さん 「すごいですね」 斎藤キャスター 「どんな野球場をつくるかと考えたときに、未来へとつながる場所をつくろうと思います。野球少年少女のための球場をつくりたい気持ちは、数年前からありました」 「構想を膨らませるなかで、ひとつめざそうと思ったことがあります。子どもたちの未来のためにも、地球の未来のためにもなる。野球場を、そんな場所にできたらと思いました。想いをともにする人たちと力を合わせ、じっくりつくり育てていく場所です」 栗山さん 「いいね。そんなプレゼンされたら、それは心を奪われちゃいますね。斎藤佑樹にそれ言われたら。じゃあさあ、日テレも3億くらい出すよ」 斎藤キャスターは手をたたきながら笑いました。