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亡き兄のクロキ「首里城再建に」 自宅に13本、三線の棹にするつもりだったけど…

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沖縄タイムス

 【うるま】市西原(いりばる)の翁長幸子さん(85)は自宅屋敷のクロキ13本を首里城再建のための資材に提供したいと申し出ている。木の根元の胴回りは55~70センチ、樹高約5メートル。「城の一部に利用してもらえれば無上の喜び」と望んでいる。  昨年10月31日、火災で正殿が跡形もなく焼け落ちる様子をテレビで見た翁長さん。当初、映画の一場面かと目を疑ったが、現実と知り、涙が止めどなく流れたという。  クロキは家の新築の際の屋敷囲いと、三線の師匠をしていた兄の故石川信明さん(享年75)が三線の棹に利用しようと1960年代に植栽した。これまでも首里城再建支援金を寄付してきたが、兄の他界で利用がかなわないままの木が再建の一部に役立てばと寄付を思い立ったという。  翁長さんは「昨年7月集落の老人クラブ『西友会』と首里城を見学したばかりだった。県民の心のよりどころの首里城の火災は心痛の極み。城の片隅でも、兄のクロキが利用されれば無上の喜び」と話す。伐採や運搬は関係者にお願いしたいとしている。  翁長さんの連絡先は電話098(973)1353。(翁長良勝通信員)

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