Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

人工知能が、新型コロナウイルスの有望な“治療薬”を見つけ出す

配信

WIRED.jp

「どんなことでも真摯に検討すべき」

米国のセントルイス・ワシントン大学教授のチェ・ジェボクは過去に、バリシチニブには骨髄移植に対する人体の拒絶反応を妨げる働きがあるとの見解を発表している。この薬によって感染症に対する患者の抵抗力が弱まることに警戒すべきだとの意見に、彼も同意している。 「バリシチニブがサイトカインストームに対して有効であることは間違いありません。心配なのは、この薬が免疫システムの抗ウイルス活性にどう影響するかということです」と、チェは言う。 イーライリリーのジョンソンによると、COVID-19患者にバリシチニブを投与する場合、その期間はおそらくわずか1~2週間となる見込みだ。このため患者たちに現れる副作用は、関節リウマチの治療で長期間この薬を服用している患者とは異なるかもしれないという。 未知の部分が多いことも確かだろう。しかし、このパンデミックのさなかでは、期待のもてる情報ならどんなことでも真摯に検討すべきだというのが、ジョンソンの意見である。

TOM SIMONITE

【関連記事】