今季最大の積雪 東京2℃ 強烈寒気が襲来 太平洋側は異例の晴れ続きに終止符か
北日本で今季最大の積雪 北陸は大雨に警戒
冬型の気圧配置が強まり、北日本を中心に積雪が増加しています。青森の酸ケ湯では130cmを超え今シーズン全国最大の積雪を更新中です。 また、北陸の市街地では雨が断続的に降り、新潟県にはきのう10日から大雨警報が発表されています。新潟や金沢は12月が最も平年の降水量が多く、北陸はいまが災害が発生しやすい時期といえます。地震により地盤が緩んでいる所もあります。改めて土砂災害への警戒を強めてください。 【動画】寒くても“やってはいけない”使い方 暖房器具から“火柱”一体なぜ?
東京は異例の晴れ続きに終止符か
北陸から北日本の日本海側で雨や雪が強まっている一方、太平洋側はカラッとした冬晴れが続いています。東京は日照5時間以上がきょう11日で20日連続となり、これは20年ぶりの長さです。日照時間5時間以上が25日続くと統計史上1位に並びますが、連続記録はまもなく途切れる見込みです。13日(金)は東海や関東の沿岸に低気圧が近づき雨やくもりとなる予想です。東京はここ半月1mm以上の雨が降っていません。晴れ続きの地域にとっては潤いの雨といえそうです。
2週連続で週末の冬の嵐
土曜日から再び強い寒気が列島に流れ込み、北陸から北日本は大雪や吹雪となる恐れがあります。また、西日本も標高の高い地域は雪が積もり、福岡など九州でも初雪があるかもしれません。週末に強烈寒気の影響をうけるのは2週連続です。吹雪によるホワイトアウト、空の便など交通の乱れ、局地的な大雪による車の立往生、積雪や凍結によるスリップ事故などの危険度が高まります。とくに外出の予定がある方は大雪や吹雪への備えを心掛けてください。
東京2℃ 真冬並みの冷え込みへ
関東など太平洋側は14日(土)以降、再び冬晴れが続く見込みです。強烈寒気の影響は寒さに現れ、東京の15日(日)の予想最低気温は2℃。手がかじかみ、耳が痛くなるほどの冷え込みです。万全の寒さ対策をしてお過ごしください。
テレビ朝日