「内子座」がきょうから休館 保存修理工事へ 2029年春に再オープン
南海放送
4年間、しばしの“お別れ”です。 100年以上の歴史を持つ内子座が、2日から休館し、保存修理工事に入ります。 1日内子座では、休館前最後の営業が行われ、国内外から190人の観光客やファンが集まりました。 クロージングセレモニーでは、参加者が花道や舞台に上がって内子座の“花吹雪”を体験できる特別イベントが行われるなど、しばしの別れを惜しみました。 1916年建てられた内子座。歌舞伎や落語、さらには映画など、文化や芸能が集う建物として地域で愛されてきました。 耐震補強工事などできょうからおよそ4年間休館し、2029年の春に再オープンを予定しています。 内子町文化創造事業実行委員会 徳田幸治委員長: 「また内子座が開きましたら、たくさんの皆様にお祝いに来ていただきますことをご祈念申し上げまして閉じさせて頂きたいと思いまする。皆さんまた会いましょう。ありがとうございました」