7年前のアパート火災 元入居者の男(56)を殺人罪でも起訴 検察”火を付ければ住人が死亡するかもしれない”「未必の故意」を認定
7年前、北九州小倉北区のアパートが全焼し6人が死亡した放火事件。 福岡地検小倉支部は、現住建造物等放火など2つの容疑で逮捕されていた元入居者の男(56)を殺人と殺人未遂の罪でも起訴しました。 【写真で見る】元入居者の男(56)を殺人罪でも起訴
殺人と殺人未遂、現住建造物等放火などの罪で起訴されたのは無職の井上浩二被告(56)です。 起訴状によりますと、井上被告は、2017年5月7日午後11時すぎ小倉北区清水にある木造2階建てアパートに火を付けて全焼させ、アパートに住んでいた男性6人を殺害、その他8人を殺害しようとしたとされています。 井上被告は、住居侵入と現住建造物等放火の2つの容疑で逮捕されていましたが、福岡地検小倉支部は、元入居者の井上被告がアパートに火を付ければ住人が死亡するかもしれないと認識していたと判断しました。 井上被告は、警察の取り調べに対し、「やっていません」と容疑を否認しています。
【関連記事】
- 15年以上に及ぶ路上生活と売春 ”睡眠不足になるほど客をとった” 姉への強盗殺人罪に問われた妹(52) 収入はほぼ知人の女に送金と証言 ふたりの不可解な関係
- 「妻には言わないでほしい」 口論の引き金は”支払われなかった740万円の手付金” 小学校教員の妻(当時35)を殺害した罪に問われた夫(42) 事件直前にマンション購入めぐるトラブル
- 「財布がなくなった」女子高校生の相談にゲームセンターの店長がとった”とっさの判断”「靴をみました」
- 「言うことを聞かないと殺される」12歳女子児童に性的暴行加えた20歳の男 通学路で起きた卑劣な犯罪に、判決は懲役6年6か月
- 【大型ダンプ同僚男性殺人事件】無線でトラブル→ダンプで同僚2人に突っ込む→責任者の車も潰す 親族が温厚と語る男に何が