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狂気の映像兵器「がんばれいわ!!ロボコン」をきみは見たか コロナ禍で撮影された映画の新時代の幕開け

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ねとらぼ

 現在公開中の映画「がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の巻」がすごいことになっている。 【画像】ロボコンと汁なし担々麺  パッと見では夏休みの子ども向けの劇場用映画という印象を持つだろうが、公開されるやいなや、Twitterでは目を疑う感想がたくさん投稿されたのだ。 ・「1秒たりとも正気ではない映像災害みたいな作品」 ・「映像を使った人間の脳への人体実験」 ・「ずっと具合悪いときに見る夢みたい」 ・「人間の理性や良識への宣戦布告」 ・「ぜひ一時停止も早送りも逃げ場もない劇場で観てほしい」  これはなんだ、何が起こっているんだ。あの映画「キャッツ」のような衝撃の映画体験、もしくは「時計じかけのオレンジ」のルドヴィコ療法的なものを覚悟しつつも、極端な感想に惑わされることなくフラットな気持ちで見ようと思っていた。  結論を申し上げれば、映画「がんばれいわ!!ロボコン」はすさまじかった。みんな嘘は言っていなかった。上映時間はごく短いのだが、その中身は狂気でギッチギチだった。どういう気持ちになればいいかわからず、感情が迷子どころか島流しにあったんじゃないかと思った。なんなんだこれは。  以下からは、中盤以降の衝撃の展開を伏せつつ、映画「がんばれいわ!!ロボコン」がすさまじい理由を記していこう。

1:まっとうな経緯で復活したはずの「ロボコン」

 もともと「ロボコン」は石ノ森章太郎が原作を手掛けた特撮番組であり、1974年から1977年まで「がんばれ!!ロボコン」が、1999年から2000年には2作目となる「燃えろ!!ロボコン」も放送されていた。今回の映画は2作目からは20年、初代から数えればなんと43年という時を経ての復活になる。  プロデューサーの白倉伸一郎氏によると、このたび「ロボコン」が復活したのは、カップリング上映の「人体のサバイバル!」と併映する実写作品の企画としてふさわしく、同じくアジア圏での認知があり、かつに今に至るまでの人気もあったことが理由なのだとか。すでに「ロボコン」のリメイク企画案はあったそうなのだが、今回は「人体のサバイバル!」とのバランスを考えたキッズムービーとして、一から作り直しているのだという。  とてもまっとうな経緯で復活したはずの「ロボコン」だが……実際に出来上がったのは、前述した通り狂気という言葉が先に思い浮かぶ、とんでもない映画だった。

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