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新型コロナで普及したオンラインの活用 公共機関の課題は…

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静岡朝日テレビ

 新型コロナの流行で、オンラインの活用に注目が集まりました。テレワークなどを推奨する民間企業だけでなく、公共機関にもオンラインの活用は広がりを見せています。ところが、そこには公共機関ならではの課題もあるようです。

学校では「オンライン朝の会」も

杉沢洋佑記者:「沼津市内にあるこちらの公立中学校では、今から朝の会が開かれます。ただ、教室をのぞいてみると、生徒の姿はありません。実はこうしたパソコンやスマートフォンを使ってビデオ通話で朝の会をするということなんです」 沼津市立浮島中学校 小松章洋先生:「朝ちゃんと起きれましたか?」  先月、沼津市の浮島中学校で行われたのは「オンライン朝の会」。新型コロナの影響で休校中だったことから、ビデオ通話アプリを使い、学校にいる教師と自宅にいる生徒がオンラインでつながりました。 「(体温が)37度以下の人挙手! じゃあみんな元気そうだね。健康チェックカードを必ず記入して玄関で確認しますので、よろしくお願いします」

通信できるパソコンなく、参加できない生徒も

 こちらのクラスでは3年生27人中20人が参加。一方で7人の生徒は通信できるパソコンなどが自宅になく、参加できませんでした。また、通信費用は生徒側にも負担となるため、時間も5分間に限定しました。 沼津市立浮島中学校 小松章洋先生:「(様々な事情で)全員参加できるとは限らないので、そこに難しさは感じますけども、こういうICT機器を積極的に活用することによって可能性が広がる部分もあるので、可能な限り活用しながらこれから進めていければと思う」

専門家「機材がない生徒には自治体が支援を」

 新型コロナの影響で一気に注目が集まったICT技術の活用。そもそも、どのようなメリットがあるのでしょうか。 静岡県立大学ICTイノベーション研究センター 湯瀬裕昭センター長:「従来できなかったことができるようになると。例えばドラえもんの「どこでもドア」のような世界が、実際に物理的な移動ができないんですが、画面越しに色々な人たちが世界中とつながる」  一方で、教育現場での活用についてはこんな指摘も… 静岡県立大学ICTイノベーション研究センター 湯瀬裕昭センター長:「義務教育の場合はやはり平等というか、(教育の)チャンスは皆同じだと思っていますので、機材とか持っていない方に対して、切り捨てるのではなくて、公共(自治体)の方で支援策を取っていくことが必要になってくる」