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1.6リッター「R」戦国時代を戦った車たち!? 高性能スポーツコンパクト3選

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くるまのニュース

かつて隆盛を誇った1.6スポーツコンパクトを振り返る

 現在、国内の自動車市場では、1.6リッターエンジンを搭載したモデルはごくわずかですが、1990年代には各メーカーがラインナップするほど盛況なクラスでした。 【画像】あの戦いがあったからこそ!戦うことで高性能化した1.6リッタースポーツコンパクトたちを見る(16枚)

 1.6リッターエンジンはモータースポーツの世界でクラス分けの区分となる排気量だったため、必然的に高性能なモデルも数多く存在。  そこで、モータースポーツの世界でライバル関係にあった、1.6リッターエンジンの高性能コンパクトカーを3車種ピックアップして紹介します。

●三菱「ミラージュ サイボーグR」

 2020年4月にビッグマイナーチェンジがおこなわれて話題となった現行型の三菱「ミラージュ」は、初代から数えて6代目にあたります。おもに新興国向けのエントリーカーとして開発されたため、スポーティなグレードはありません。  しかし、歴代のミラージュのなかには、高性能エンジンを搭載したモデルが存在しました。  1992年、4代目ミラージュにホンダのVTECに対抗すべく、「4G92型」1.6リッター直列4気筒の「MIVEC」エンジンを搭載した「ミラージュ サイボーグR」が追加ラインナップ。  MIVECは三菱が独自で開発した可変バルブタイミングリフト機構で、ミラージュ サイボーグRに搭載されたエンジンは最高出力175馬力を誇りました。  サスペンションはフロントがストラット、リアにマルチリンクを採用し、優れた路面追従性を発揮。ブレーキは4輪ディスクブレーキがおごられるなど、高性能グレードにふさわしいシャシ性能を実現しています。  モータースポーツの世界では「シビックSiR」の対抗馬として善戦し、とくにアマチュアや学生が数多く参戦していたジムカーナでは、好成績を残しました。

●ホンダ「シビック タイプR」

 1995年に6代目となるホンダ「シビック」が登場し、高性能グレードであるSiRに搭載されたエンジンは、1.6リッター直列4気筒DOHC VTECで、最高出力170馬力を発揮しました。  そして1997年には、さらに高性能なモデルの「シビックタイプR」が登場しました。  第3のタイプRであるシビックタイプRに搭載されたエンジンは、SiRと同型式ですが、圧縮比アップや摩擦抵抗の低減など、さらにチューニングが施された結果、最高出力185馬力を誇り、ライバルに対してアドバンテージを築きます。  一般的に自然吸気の高性能エンジンは、低回転域のトルクが細くなることが避けられませんが、VTECの特徴として、これほどの高出力ながら低回転域のトルクも確保されていました。  また、サーキット走行を想定して強化スプリングを採用したサスペンションや、制動力と耐フェード性向上のためにサイズアップされたブレーキディスク、ボディ剛性の向上、スポーツ走行を想定したABSセッティングなど、シャシまわりもチューニングされています。  外装ではタイプR専用の前後アンダースポイラーとリアスポイラー、ホイールが取り付けられ、内装ではレカロ製バケットシート、チタン製シフトノブ、ヒール&トウの操作性向上のためのペダルレイアウトを採用するなど、軽量化と走りのポテンシャルがアップするアイテムを装備しています。  また、シビックタイプRには、標準車のほかにモータースポーツ用の「レースベース車」が設定され、パワーステアリングがオプション扱いになり、エアコン、パワーウインドウ、エアバッグ、ABSなどがオプションでも装備されないなど、標準車よりも10kgほど軽量化されました。  シビックタイプRは「スーパー耐久」やジムカーナの参戦車両として、前述のミラージュや後述の「パルサー VZ-R」と戦い、速さを誇示してブランドイメージを高めることに成功しています。

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