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宮迫博之×ヒカル、100万人記念動画「灰色と青」カバーに込められた“再出発の決意”

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リアルサウンド

 自身のYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』の登録者数が100万人を突破した雨上がり決死隊の宮迫博之。その記念動画として13日、盟友であるYouTuberヒカルとの初の楽曲コラボレーション動画が投稿された。 【写真】本家と同じ公園で真剣に歌う、宮迫博之とヒカル ・今、「灰色と青」を歌う意味  先日の100万人記念ライブや(https://realsound.jp/tech/2020/07/post-584467.html)これまで投稿された動画内でも、持ち前の歌唱力を使って数々の楽曲カバーを披露してきた宮迫。彼が今回“100万人”という節目に選んだ楽曲は、2017年に米津玄師と俳優・菅田将暉がWボーカルを取り、大ヒットした「灰色と青」だ。米津パートを宮迫、菅田パートをヒカルが歌っており、本家のMVで使用された公園で撮影を行うなど、本格的な映像に仕上がっている。動画では、街中や公園のブランコで俯き加減で歌う二人がそれぞれ映し出されており、その表情に哀愁が漂う。 <今更悲しいと叫ぶには/あまりにも全てが遅すぎたかな/もう一度初めから歩けるなら><どれだけ背丈が変わろうとも/変わらない何かがありますように>  50歳にしてイチから歩み出した現在の心情とシンクロするような歌詞と、心の奥深くから叫ぶような表情が気持ちを揺さぶる、この動画。宮迫がYouTuberとしての成功に至る大きなラインである「チャンネル登録100万人」を突破しても浮かれることなく、むしろこれからが真の“再出発”だと捉えているかのような真剣さが表れている。ラストは、<始まりは青い色>という印象的なフレーズと共に、俯いて座っていたブランコから二人が立ち上がり、前を向いて進んで行く。  わずか5分の動画ではあるが、過去の問題からYouTubeを始めるに至り、そして現在まで手探りでガムシャラに進んで来た宮迫博之の半年間が、切り取られるように収められた動画だと感じた。ブランコに乗り、苦悶の表情で俯く宮迫に、「謹慎中、家で何もすることがなく、過去にやめたはずのタバコを吸っては、煙がただ換気扇に吸い込まれていくのを見ていた」と語っていたいつかの姿が重なる。ラストで立ち上がるシーンには、それでも前進していく一人の男の姿を見た。  そして、同じく共に歌うヒカルもまた、過去にYouTuber史上最大級の炎上とそれによる謹慎を経験しており、そこからまた這い上がって前を向いてきた。今回の選曲と、ヒカルとのコラボレーションは必然なのではないだろうか。 ・ヒカルと築かれた信頼関係  宮迫がヒカルと初コラボを果たしたのは、いわゆる“闇営業問題”に関する謝罪とともに、今後の活動を報告した初投稿の翌日。チャンネル開設から2本目の動画で、初コラボにして、YouTuberとの初絡みだった。同日にヒカルのチャンネルでも30分を超える対談が投稿された。当時の宮迫は自責の念から来る緊張などで、まだ固い表情を崩すことのできない様子が見られたが、ヒカルはあえて忌憚ない言葉を投げかける、いつものスタンスで宮迫をサポートし、トークを引き出した。「大物芸能人だから」と手を緩めることなく、騒動や記者会見に対しての率直な感想を述べ、リスナーが聞きたい部分に率先して切り込んでいく。  一見失礼にも思えるイジリの数々は、“相方不在”の宮迫にとって助け舟だった。ヒカルにツッコミつつ、少しずつ調子を取り戻していき、「久しぶりにテンポよく喋れた、ありがとう」「なんか合うわ」と笑顔で述べるなど、二人のコラボは初回から相性のよさを感じさせるものだった。  一度だけのコラボではなく、その後もヒカルによる“大スター宮迫に〇〇奢ってみた”シリーズや、宮迫が手料理を振る舞う料理動画、ゲーム実況など様々な企画で現在までコラボを続けてきた。YouTuberの中でもトークが達者で、同じ関西人でもあるヒカルとのコラボはリスナーからも評判がよく、宮迫が本来持っている魅力を引き出していく。ヒカルのチャンネルは、10分程度の短い動画が多いYouTubeでは珍しく、30分~40分という、“テレビ尺”に近い動画が主体になっている。長尺でしっかり自分のトークが見せられるのも、宮迫にとってうれしいことではないだろうか。  いつも決して宮迫に手加減しないヒカルではあるが、コラボ時には「自分も炎上しバッシングされた過去があったので、そんな自分だからこそ宮迫さんにぶっ込めることがあるんじゃないか」「バッシング覚悟で戻ってきて挑戦しようとしてるというのが、僕はかっこいいと思う」「宮迫さんの面白い姿や才能を発揮しているところをYouTubeで見たい」とリスペクトを表明しており、深い信頼関係を築いている。そんな二人の関係を踏まえて今回の動画を見ると、より感じるものがあるのではないか。  お互いに灰色の日々を乗り越えたからこそ、見える青空がある。二人のハングリー精神が今後のYouTubeを盛り上げていくことを筆者は期待したい。

こたにな々

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