井上尚弥の防衛戦が1月24日に延期 グッドマンが練習で負傷
【AFP=時事】ボクシング、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥が24日に予定していた東京でのタイトルマッチは、WBOとIBFの指名挑戦者であるサム・グッドマン(オーストラリア)がスパーリング中に目の上を切ったため、来年1月24日に延期された。井上が所属する大橋ボクシングジムが14日に明らかにした。 【写真】負傷により井上とのタイトルマッチが延期となったグッドマン 大橋ジムは声明で、「グッドマン選手陣営から負傷したとの連絡が入りました。グッドマン選手の負傷回復の状況を含め、両陣営で協議した結果、興行を延期することが決まりました」と説明し、日程は来年1月24日に変更すると補足した。 グッドマンのプロモーターとマネジャーが豪シドニーの地元紙デーリー・テレグラフに語ったところによると、同選手は日本に向かう前の最後のトレーニングセッションで左目を負傷したという。傷は4針縫う必要があり、4週間は試合ができないと告げられたとされている。 通算戦績28戦全勝(25KO)を誇る井上は、9月に東京で行われた直近のタイトル防衛戦でTJ・ドヘニー(アイルランド)を下した。19戦全勝(8KO)のグッドマンとの試合は、来年に米ラスベガスで計画されている防衛戦に向けて、母国での最後の一戦となる予定だった。【翻訳編集】 AFPBB News