ストレッチデニムの先駆け。エドウイン“ジャージーズ”が10周年でパワーアップ!
「エドウイン ジャージーズ」がデニム界に衝撃を与えたのは2011年のこと。 デニムは本来織物だが、ジャージーズは生地を編んで作ることで、ジャージーのような伸縮性を実現。その着心地の良さから部屋着としても使えるとファンが続出した。国産ブランドのストレッチデニムの先駆けとしても知られる存在だ。
そんなジャージーズが発売10周年を迎える節目に、リニューアルを遂げるという知らせが届いた。その進化はいかほどか。 新作は生地から一新し、カイハラ社製のモーションデニム素材を採用。ストレッチ性を38%から40%に引き上げた。 数字で見るとわずかに感じるかもしれないが、生地を伸ばしてみると進化の具合がよくわかる。
この伸び方はデニムとは思えない。 伸びた生地がもとに戻る力も驚異的だ。1時間後には79%キックバックするため、“デニムあるある”のヒザ抜けしにくく、型も崩れない。
デニムのヨコ糸には、吸湿性能の高いリヨセルとコットンのブレンド糸を採用。夏はサラサラと心地よく、冬は空気を含んで暖かいため、オールシーズン快適に履ける。
サイズはS・M・Lの3種類。ウエストもかなり伸びるのでサイズ選びも簡単だ。お腹周りが程良くユルんできた大人の男も“スゴイラク”に履けるだろう。 これまでジャージーズはエントリーモデルと呼ばれる1型のみの展開だったが、リニューアルによって種類も豊富になった。
今回から、以前よりウィメンズで人気だったスタンダードモデルと、ヴィンテージ感のあるプレミアムモデルが仲間入り。各モデルには異なるシルエットもラインナップしている。
ただでさえ驚いたデビューから早10年。ここに来てさらなるパワーアップを見せるとは、ジャージーズの可能性は未知数である。 POW-DER=文
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