ジェイミー、新曲「Bad Luck」で自身の恋愛を歌う“日本やタイへの海外旅行で自信も得た”
歌手のジェイミー(Jamie)が、別れの後、相手に感じる率直な感情を盛り込んだ新曲で約2年ぶりにカムバックした。 ジェイミーは先月、各音楽配信サイトを通じてニューシングル「Bad Luck」を発売した。最近、ソウル江南(カンナム)区のあるカフェでNewsenに会った彼女は、「前の所属事務所と契約が終わり、他の会社を探している時、考えてみたら12年間活動しながら一度も旅行をしたことがなかったんです。一人だけの時間も過ごしたいと思いましたし、音楽だけにすごく集中して生きていたため、内面を充実させる時間も必要でした」と話した。そして、「曲として書けるような経験も枯渇しているくらいでした。2年間旅行にも行って、充電する時間を過ごしました。2年間の空白期を過ごして再び始めただけに、たくさんのことを考えました。これまで見せたことのない部分を盛り込んで発表した曲です」とこの2年間の近況と、カムバックの感想を伝えた。 「Bad Luck」は別れの後、自身を傷つけて去ってしまった相手に不運がやって来ることを願う感情を正直に表現した曲で、ジェイミーの音楽的な変身が目を引く。子供が駄々をこねるように、重くならず楽しく、可愛らしく表現した歌詞が特徴だ。 この2年間で日本、タイなどを旅行したというジェイミーは、これらを通じてより幅広いテーマで曲を書けるという自信も得た。今回の曲もやはり愛がテーマだという言葉に彼女は、「愛よりは、あなたが不運であってほしいと表現する曲だったので、ちょっと違う感じがしました。愛にはいろいろな形があるじゃないですか。このような愛の歌は初めて書いたので、楽しかったです」と答えた。 スタイリングに関しても悩みがあった。ジェイミーは「以前の活動を見ると、体のラインを強調し、ビジュアル的な変化を見せていましたが、今回は曲に集中したくて、リラックスした服装にしました。緑の髪の毛は、私がもともと緑が好きなんです。髪の毛が派手だと思われるかもしれないですが、私にとってはこれが飾らない姿です」とし、「似ているスタイルをあえて挙げるとしたら、ビリー・アイリッシュですね。歌だけに集中できる歌手の方々がいるじゃないですか。そのような部分でインスピレーションをたくさん受けました」と話した。 曲に対する確信があったという彼女は、「Bad Luck」が自分の経験から出発した曲だと紹介。彼女は「別れは全面的にいいものとは言えないですが、いい付き合いをして、きっぱりと別れる性格なんです。ですが、別れてから誰かが憎くなったのが初めてだったので、そのような素材をどう表現するべきか考えました」と明かした。 先立って公開恋愛をしていたジェイミーは、曲に表現されている相手がある一人を特定して書いたわけではないと伝えた。彼女は「別れてから、あなたはあまり幸せにならないでほしいとよくないことを考えてしまうケースもあるじゃないですか。それを複雑ではなく、簡単に表現したんです」とし、「特定の人物を狙ったと考えるかもしれませんが、私の人生と経験をベースに歌を作りました」と説明した。 続いて「表現してみたら、本当に痛快でした。だからと言って呪っているわけではありません。正直に言って、別れてから良い人と出会ってね。あなたに幸せになってほしいというのは、美しい終わりにしたいから言う言葉ではないでしょうか。その人が自分よりは辛い思いをすればいいと思うし、私のせいで苦しんでほしいというのが正直な気持ちだと思います。それを歌で表現したいと思いました」とつけ加えた。 曲のテーマを聞いて困惑していたという周りからのフィードバックも伝えた。ジェイミーは「親しい友達に曲を聞かせたら、方向性について大丈夫なのかと心配されました。でも私は、表現することにとても積極的で、ストレートな方なんです。あなたの性格に合っていると思うというフィードバッグをもらったので、修正はしませんでした」とビハインドを伝えた。 ジェイミーが望んでいるリスナーからのフィードバッグは共感だ。彼女は「実は私もそうという反応があれば嬉しいです。みんな辛い別れをすると、良い思い出を残そうとする方向に行くことが多いようですが、実はそうではありません。曲の内容と同じ気持ちを感じる部分がきっとあると思います。正直に認めたら気が楽になると思うので、たくさん共感してもらいたいです」と話した。 ファンに長い間音楽をやっている姿を見せたいというジェイミーは、「音楽を作るのは大変です。アイデアの整理から、どのようなメロディーにすればいいのか悩む過程などがある時はとても苦しいのですが、ステージに立った時、それを全て忘れるくらい、100%充電されるんです。辛くても続けていくつもりです」とし、「ファンからついに帰ってきたよく戻ってきてくれたと言われたいです。応援にはいつも感謝していて、これから私が見せていく姿を期待してほしいです」と話した。
イ・ハナ