オリックス「小木田世代」が逆襲誓う 小木田&宇田川&山崎の強力リリーフトリオ再結成だ!
今季は右肘、右肩の負傷で13試合の登板に終わったオリックス・小木田が、大阪・舞洲の球団施設で自主トレを行い、「小木田世代」の逆襲を誓った。山本(ドジャース)の活躍も励みに、山崎、宇田川との強力リリーフトリオ再結成を目指す。 「トークショーも同級生でしましたけど、“来年は3人で(引っ張る)”みたいな話もしていた。そういう思いはあると思います、3人とも」 2年前に同学年の右腕4人を宇田川が「小木田世代」と命名。昨季は山本がエース、他の3人は中継ぎでフル回転した。ただ、山本が去った今季は、それぞれが負傷で登板数が激減。山本も右肩を痛めて全員が戦線離脱していた今夏には、4人のグループラインに山本から「お前ら何してるんだ?」と連絡が入り、他の選手が「お前もや!」とツッコむやりとりもあった。 《舜平大は「HIIT」トレ導入》山下が、今オフの自主トレで「HIIT(高強度インターバル)」トレーニングを取り入れていることを明かした。 高い負荷のかかる短時間の運動と休憩を交互に繰り返すトレーニングで「ロープを使ったり、バイクをこいだり。筋肉にも刺激を与えながら、有酸素運動をする」と狙いを説明した。 体脂肪率を下げる効果があり「去年より全然(低い)。10%台後半をキープして、どれだけ食べても増えない感覚がある」と、力強さと動きやすさを兼ね備える肉体をつくり上げる。 山本は復帰後に本領発揮し、ワールドシリーズ制覇に貢献。小木田も「修正能力、我慢強さ、やっぱり凄い」と刺激を受けた。1月にはブルペン投球を開始予定で「僕らが引っ張っていかなきゃいけないという思いも出てきている」と再起を期した。 (山添 晴治)