日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 5球団を渡り歩いたサウスポー(第26位)
今年も開幕を迎えた2022年シーズンのメジャーリーグ。近年はコロナ禍の影響を受けて選手の市場価格は低落していたが、昨オフには鈴木誠也外野手がメジャー挑戦を表明し、シカゴ・カブスと5年総額8500万ドルの日本人野手最高額で契約。2年ぶりに新たな日本人メジャーリーガーが誕生した。 【写真】トップは25億円超? 日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング これから、歴代日本人メジャーリーガーの最高年俸ランキングを紹介していく。時代によって1ドルの価値が変化する様や、日米の年俸格差、そして成功した選手の存在が後続の選手らの契約に与える影響を感じることができるかもしれない。(※年俸は『BASEBALL REFERENCE』と『Spotrac』を参照。1ドル110円で統一した。)
第26位 高橋尚成
最高年俸:420万ドル(約4億6200万円) 対象年度:2012年(ロサンゼルス・エンゼルス所属) 2009年オフにニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ高橋尚成。開幕前にメジャー契約を勝ち取ると、同年は53試合(12先発)で2桁10勝を挙げるなど存在感を示した。 オフにはロサンゼルス・エンゼルスと2年総額800万ドルで契約。リリーフに専念した11年は61試合に登板し、4勝3敗2セーブ7ホールド、防御率3.44とまずまずの安定感を見せた。 エンゼルス、ピッツバーグ・パイレーツの2球団でプレーした12年は計51試合登板で防御率5.54と悪化。翌13年に所属したカブスでは、マイナー契約からメジャー昇格を果たしたが、シーズン途中にフリーエージェント(FA)に。直後にコロラド・ロッキーズと契約したが、メジャー登板はなかった。
ベースボールチャンネル編集部