台湾産パイン、東京五輪ホストタウンの給食に=駐日代表
(東京中央社)中国が来月から輸入を禁止する台湾産パイナップルについて、謝長廷(しゃちょうてい)駐日代表(大使に相当)は27日、フェイスブックを更新し、東京五輪・パラリンピックで台湾のホストタウンとして登録している自治体の給食で出してもらうことを検討したいとの考えを示した。 中国の税関当局は26日、台湾産パイナップルから害虫が確認されたとして3月1日から輸入を禁止すると発表。台湾にとって中国はパイナップルの最大の輸出先で、97%を中国向けが占めていた。蔡英文(さいえいぶん)政権は中国側の非善意的行為だと非難している。 謝代表は投稿で、台湾の美食をテーマにした交流活動を実施するのも良いと続け、新型コロナウイルス収束後の日本で台湾産パイナップルが貢献できることを示し、東京五輪を無事に迎えたいと記した。 (楊明珠/編集:楊千慧)