森且行、“同級生”萩原聖人との共演に感謝「本当にありがとう」 『金八先生』時代の秘話も
元SMAPのメンバーでオートレーサーの森且行(50)と俳優の萩原聖人(53)が11月30日、都内で行われたドキュメンタリー映画『オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版』の公開記念舞台あいさつに登壇した。 【集合カット】笑顔で手を降る萩原聖人、森且行、穂坂友紀監督 今作でナレーションを務める萩原は、1988年放送の『3年B組金八先生』第3シリーズ(TBS系)で森と共演している。10代の頃から互いを知り、おととし約30年ぶりに同窓会で再会して以来、交流が続いている。登場のあいさつで森は「同級生の萩くん、本当にありがとうございます!」と感謝を述べた。 森が芸能界を離れ、オートレーサーの夢を追うと聞かされたことについて、萩原は当時を振り返り、「びっくりしたのと、当時の僕らまだ20代だったと思うんですけど、なんてことを。と思いました」と本音をポロリ。しかしその後の活躍を見て「相当大変なことでも、僕らはそれを想像するしかなくて、想像した上で応援するっていう形が今できて。それは本当うれしいし、縁っていうんですかね、30年以上経ってというか」と話した。 このほか、『金八先生』時代のお互いの印象について触れ、森は「すごい麻雀が上手かった」と笑顔。「(撮影が)終わった後から、じゃあみんなでゲームセンター行くんですよ。そうすると萩くんが、ゲームの麻雀をやってくれるんですよ。そこで勝ちまくるっていう」とはにかんだ。萩原は森について「スター候補生という立ち位置だったんですけど、分け隔てなくみんなと仲良くしてくれてたので、今の距離感があるんだなって思います」と人柄について語った。 森は、1996年にSMAPを脱退し、幼少期から夢だったオートレーサーに転身。GIIを3度、GIを2度制覇。2020年11月最高峰グレードレース日本選手権で悲願の初優勝も21年1月にレース中に転倒し、腰椎破裂骨折・骨盤骨折の重傷を負ってしまう。両足にまひが残りながらも、約2年に及ぶ壮絶なリハビリを経て、23年4月6日に地元・川口オートレース場で802日ぶりに復帰し、カムバック勝利を果たした。 今作は、23年3月に開催された『TBSドキュメンタリー映画祭』で上映された『オートレーサー森且行 約束のオーバルへ』をもとに、大幅な追加撮影映像を交えて再編集され、森の不屈の闘志の源泉を浮かび上がらせる全く新しい内容となっている。