板垣瑞生、事務所退所の経緯を報告 “入院”に関しても言及

俳優の板垣瑞生（24）が 29日、インスタグラムで所属事務所を退所した経緯を明かした。 板垣は今年4月、当時所属していた芸能事務所「スターダストプロモーション」を退所し、入院していたことを告白。 29日更新のインスタグラムでは、事務所退所が再び報道されていることに触れ、「様々な臆測を呼んでしまう詳細に欠けたご報告になってしまったと考え、改めて以下に退所の経緯と現在についてご報告させていただきます」と切り出した。 退所の経緯については「今年の1月頃から様々なストレスやプレッシャーから精神的に非常に不安定な状態になり、不眠や拒食等の症状が出始めました。自分自身そのような状態になることが生まれて初めてだったこともあり、そのことを前事務所含め誰にも言えないままただ一人で耐えることしかできない時間が続きました」と回顧。 症状は悪化していったといい、「3月頃には周囲の人間が見ても明らかに普通ではない行動をとるようになってしまい、自分自身も当時の記憶が細部にいたるところが曖昧（あいまい）になっているため詳細は記載することが難しいのですが、明らかに俳優として人前に出ることが難しいほどに心身ともに弱っていたと記憶しています」と振り返った。 「今では本当にわからないのですが、この頃突発的に『俳優を辞めてアーティストになろう』と考えてしまい、前事務所に対して事務所の退所と俳優を辞めることを申し入れ、更に俳優を辞める覚悟を見せようと勝手に考え、前事務所になんの相談もなく髪の毛を坊主にしてしまうなどの行動をとってしまったと記憶しています」と続けた。 元々退所の意思は伝え、日程も協議していたというが、「突然坊主にしてしまったことやその時の私自身の状況も鑑みて、残っている様々なイベント等の仕事を実行できる状態にないとご判断いただき、そのまま事務所を退所する運びになりました」と説明。 退所の数日後、これまで以上に精神が不安定になったといい、「病院に入院し、心身の回復のための長期療養をとることになりました。病院で治療を受ける中で徐々に自分自身の精神状態がおかしくなっていたことに気づくことができました」とした。 約1カ月の入院を経て4月に退院。その後、前事務所には事の経緯を報告し謝罪。「応援してるよ」という言葉をもらったという。 療養の結果、6月頃には病気になる前の状態に戻ったといい、少しずつ仕事に復帰。「現在はもう一度俳優として皆様に私の演技を見て頂くために、所属させていただける事務所を探しながら先述したライブ配信やその他企業様から頂いた仕事などを積極的にやらさせていただいております」と現在の状況についても明かした。 今後については「私が経験したことと同じような境遇になっている人たちのために私にできることや、自分自身の経験を通して皆様のお役に立てることを模索し、ボランティアなど様々な形で実行していければとも考えております」と明かしている。 ※写真は資料