9年ぶりゴールデングラブ賞受賞の青木の成長が止まらない
先日発表された2020年のゴールデングラブ賞。セ・リーグの外野手部門に目を向けると、プロ11年目の東京ヤクルトスワローズ・青木宣親(日向出身)が名前を連ねた。今回の受賞はメジャーリーグへ挑戦する前年にあたる2011年以来の9年ぶり7度目の受賞となった。 【写真】巧みなバットコントロールを見せる青木宣親 今回受賞した全19選手の中で最年長の青木だが、今シーズンの成績はリーグトップの成績だ。 <2020年シーズンの成績> ・打率.317(セ・リーグ3位) ・本塁打18(セ・リーグ12位) ・打点51(セ・リーグ18位) ・出塁率.424(セ・リーグ2位) ・長打率.557(リーグ3位) ・OPS.981(セ・リーグ2位) ほとんどがリーグ上位の成績を残しており、38歳となったことを感じさせない数字ばかりとなっている。それは2011年の成績を振り返っても見えてくる結果である。 <2011年シーズンの成績> ・打率.292 ・本塁打4 ・打点44 ・出塁率.358 ・長打率.360 ・OPS.718 9年前を超える成績ばかりとなった今シーズンの青木選手。メジャーを経験し、さらなる成長を続けるベテラン青木は来シーズンはどんな活躍を見せるのか。来シーズンの活躍からも目が離せない。