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瀬戸内で集めた「生きている百の物語」。飯山由貴の個展がWAITINGROOMで開催

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美術手帖

 東京・江戸川橋のWAITINGROOMで、飯山由貴の個展「生きている百の物語」が開催される。会期は7月11日~8月16日。  飯山は1988年生まれ、2013年東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻を修了。他者の制作した記録物や話された言葉を起点に、個人と社会/歴史の関係を考察し、その過程で汲み上げられていくドキュメンタリーと作家自身が見る世界の交差点を表現してきた。  本展では、2016年に瀬戸内国際芸術祭で発表した《生きている百物語》をギャラリー内に再構成。瀬戸内の島々に住む人に「これまでに不思議な体験や変なできごとはありましたか?」と問いかけて集めた話が書かれた66のパネルと、デュアルスクリーンの映像によるインスタレーションが展示される。  映像のなかでは、ある男性が20年以上行なっているある行為の経緯と、それについての感情にフォーカス。またもうひとつのスクリーンでは、アイヌの神話「猫の神様になった少年の語り」などを、直島や向島で撮影した映像や、地元の人が作成した新聞記事のスクラップブックの映像に重ねている。  飯山はヨコハマトリエンナーレ2020 「AFTERGLOW-光の破片をつかまえる」 (7月17日~10月11日)にも参加予定。同時開催として企画された本展とあわせて足を運びたい。

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