敵地でのサウジアラビア戦で勝利なるか。長友佑都が挙げたポイントは"メンタルコントロール"|日本代表
【サッカー日本代表 最新ニュース】日本代表は7日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3戦・サウジアラビア戦に向けたトレーニングを実施。練習後、長友佑都が囲み取材に対応し、今回の試合に向けた思いを語った。
9月に開幕したアジア最終予選。初戦の中国戦を7得点で大勝すると、第2戦のバーレーン戦も敵地ながら5-0で勝利し、日本は最高のスタートを切った。 第3戦はグループ最大の強敵となるサウジアラビアとの対戦を迎える。その一戦を前に何度もサウジアラビアでの戦いを経験している長友は、「かなりサウジアラビアのサッカー熱、熱気が非常に高かったなというのは過去の大会からも感じている。中東をいろいろ経験していますけど、特にサウジアラビアの熱気がすごかった印象が残っている」と素直な思いを告白。その上で、試合のポイントについてはメンタルのコントロールをあげた。 「どういうメンタルの状況に自分でコントロールするか。特にメンタル部分はしっかりコントロールしないと全て持っていかれる。(前回は)実際、やはり持っていかれて負けるべくして負けたかという試合だった。このアウェー戦はそのメンタルコントロール、脳のコントロールというのをしっかりしなければいけない。強引かもしれないけど、暑かったとしても暑いと思わないというか、そういう部分だったり、ちょっとアウェーの熱気をすごい圧だなと思ったとしてもそれを思わないというか、全然余裕だというふうにそれを上回っていく。弱い自分を超えていくような、そういうコントロールが必要になってくると思います」 まさに経験者が語る言葉だ。そういったメンタルコントロールをうまくしつつ、ゲームを進めていく必要がある。 「試合の部分は、戦術のところでいかに自分たちがボールを持てるかというのが大事になってくるかなと。そこまで今回は暑くないかなとは思うけど、ただボールをしっかりと保持できないと相手のペースにのまれてしまう。特にサウジアラビアはボール持つのがうまいので、そこは戦術の部分で相手を上回っていくようなところが必要なのかなと思います」 最後には「僕はいつでも代表に貢献できるように準備していますし、プレッシャーがかかるほど、相手が強ければ強いほど、自分は生きるな、活躍できるなというふうな自信も持っている。困ったときはしっかりと準備しています」と語った長友。どんな状況でもチームを奮い立たせることができる男は、目の前の勝利のために自身の力をチームに注いでいく。