小沢仁志「大好きな先輩を失って寂しい」 男も魅了した色気「横顔がとにかくエロかった」
◇俳優・火野正平さん死去 映画共演から20年以上親交のあった小沢仁志(62)はスポニチ本紙の取材に「大好きな先輩を失って寂しい」としのんだ。 希代のプレーボーイの色気は男も魅了した。「横顔がとにかくエロかった。周囲に女自慢はしないし、凄く気を使っていて優しい。叱られてもすぐに謝るところが母性本能をくすぐったのかな」と細かく分析する。 若い頃から浴びるようにお酒を飲んだ火野さんとは、俳優仲間が集まる「正平会」で杯を交わした。そこには佐藤浩市(63)や中野英雄(59)仲野太賀(31)父子ら豪華メンバーが集まっていた。小沢が最後に参加したのは昨年で「火野さんはとにかく元気で、お酒もタバコもかなり楽しんでいたね」と懐かしむ。タバコは1日100本吸っていたこともあるといい「もう新しい箱になっている」と驚くこともあったという。 昭和の香りが残る先輩。「役者は作品の中で生き続ける。一人でも多くの人の心の中で火野正平が生き続けてほしい」と願った。