竹内涼真&中条あやみ、サバイバルラブストーリーに挑む!「早く2人を会わせてあげたい」<きみセカインタビュー>
1月17日(日)にスタートする、極限状態に陥った人間模様を描き出すサバイバルラブストーリー「君と世界が終わる日に」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)。“生ける屍=ゾンビ”に占拠された終末世界をたくましくサバイブする間宮響を竹内涼真、響の恋人である研修医・小笠原来美を中条あやみが演じる。そんな2人にインタビューを実施した。 【写真を見る】竹内涼真&中条あやみ、2人揃ってピースでにっこり 竹内:最初はすごく攻めた企画でどのような形になるんだろうと楽しみと不安があったのですが、地上波では考えられないような大規模な撮影の毎日で。すごく楽しいです 中条:全てのクオリティーが高いですよね。私たちは逃げ回ったり戦ったりと大変なことも多いけど、その現場でお芝居ができるのは面白い 竹内:アクションは大変だけどね。あとゾンビの特殊メークもすごいし、驚くことばかりだと思います トンネル崩落事故に遭った響は、命からがら脱出すると世界が一変。街はゾンビに占拠され、死んだはずの人間が襲い掛かってくる絶望的状況。そして、恋人の来美は行方不明になっていた…。 竹内:本筋は離れ離れになった恋人を捜すラブストーリー。とはいっても中条さんと一緒のシーンはほとんどないけど(笑)。第1話の幸せなシーンのときは楽しかった 中条:お互い違うグループで行動しているので全然会えないですよね。早く2人を会わせてあげたいな。でもそれぞれのグループ内の人間模様もかなり面白いです。台本を読みながら、毎回「うそ~」って声を上げることばかりですから(笑) 竹内:面倒くさい人たちばかりだよね。でも面白いのが、顔色をうかがうキャラクターが多いってこと。そこが何か日本人っぽいんですよ。響も興奮したら前に出るけど、基本は周りの顔色をよく見ながら行動している。そんな極限状態の人間の行動にも注目してほしいです ■見た目を変えることで響になっていく 本作のために茶髪になるなど外見から変えて臨む竹内。 中条:会うたびに体が大きくなっていません? 竹内:一応、強い男を演じるから体づくりをしている。やっぱりキャラクター的に体ががっしりしていると説得力がある気がするので 中条:そして何よりも髪形 竹内:台本をいただいたときにこの髪色が僕の中に浮かんで、プロデューサーさんに相談しました。こういうふうに見た目を変えると、だんだん自分が響になっていく感覚が芽生えてくるので面白い 中条:来美は研修医2年目なので、お医者さんの立ち居振る舞いなどをドキュメンタリーで見て勉強しています。ちなみに来美は外では強く見せていているけど、実は繊細な女の子。響の前だけは全てをさらけ出せるんですよ。そこがすごくかわいいと思います 竹内:響は諦めない男ですごく頑固。そんな彼が一番大事にしている来美の行方が分からなくなったらそれはもう大変。2人がいつ再会できるのか。ぜひ見守ってください 取材・文=玉置晴子 ■第1話あらすじ その日、すべてが奪われた。 三浦半島の南端に位置する三浦市。自動車整備工の間宮響(竹内涼真)は人望が厚く、頼りがいのあるまっすぐな男。同棲中の研修医の恋人・来美(中条あやみ)にプロポーズするつもりだったその日、響はいつものように職場に向かった。世界が一変してしまうとも知らずに…。 通勤途中、響は謎のトンネル崩落事故に巻き込まれ閉じ込められてしまう。数日後、なんとかトンネルを脱出した響の前に広がっていたのは、不気味に人気のない荒廃した街。そして、ようやく出会えた“その人”が振り返ると、生き血を求めて人間を食らう恐ろしい化け物だった。“生ける屍”のような化け物たちに、恐怖でおののきながらも必死で逃げる響。街は化け物たちに占拠されてしまった様子。急いで自宅アパートに戻るが、荒らされた部屋から来美の姿は消えていた。 生存者を探す響は近くの消防署に辿り着くが、突然銃口を突きつけられる。銃を構えていたのは、響の同級生で警察官の等々力(笠松将)だった。化け物に噛み付かれることで伝染する“謎の感染症”がパンデミックを起こし、避難指示が出ていたという信じられない事実を聞く響。一方の等々力は、響に不穏な目を向ける。二人の過去にはある“しこり”があった。 陸の孤島となった消防署に身を寄せていたのは、警察官の等々力とその上司・本郷(大谷亮平)。女子大生・佳奈恵(飯豊まりえ)、三原紹子(安藤玉恵)と小学生の娘・結月(横溝菜帆)の親子、屈強なバイク便ライダー・吾妻(鈴之助)、引っ越しアルバイトの韓国人・ミンジュン(キム・ジェヒョン)とその上司の甲本(マキタスポーツ)。そして、壮年の男性・宇和島(笹野高史)。 救助に来るはずだった“避難所”とは、昨日から音信不通になっていた。断絶したライフライン、数を増す化け物、生存者の中に広がる恐怖。極限状態の中、それでも来美が“避難所”にいると信じる響。 そんな中、夜が訪れると、化け物たちは凶暴化し、消防署は化け物たちに包囲されてしまう。響たち生存者は避難所を目指し、生きるか死ぬかの危険な脱出を決めることに。