台風シーズンに備えて…岡山県警機動隊が旭川で被災した人を救助する訓練【岡山・岡山市】
岡山放送
台風シーズンに備えます。岡山県警が岡山市の旭川で、災害発生時に被災した人を救助する訓練を行いました。 (救助訓練) 「要救助者、発見。」 川を泳いでおぼれている人を迅速に救助します。 訓練を行ったのは岡山県警機動隊の隊員59人で、台風による大雨などで災害が発生した時に備え、岡山市の旭川で被災した人を救助する訓練を行いました。 (報告 岸下恵介アナ) 「今から川の中州などで孤立した人を救助する訓練が行われます。ボート上にいる人をこのロープを使って川岸まで運びます。」 隊員が安全ベルトを装着した要救助者を抱え別の隊員がロープを引っ張って川岸まで搬送します。この救助方法では川の流れが激しい場合にも要救助者を安全に搬送できます。また、ケガをして動けなくなった人をストレッチャーとロープを使って引き上げる訓練も行われました。 (岡山県警機動隊 小野晃英小隊長) 「1人でも多くの要救助者を救助したいと思っております、こういう訓練を通じて部隊の対処能力を高めていきたいと思っております」 岡山県警機動隊が2020年、水難救助などのレスキューで出動した回数は8回で、台風シーズンに備え、救助技術を高めていきたいとしています。
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