新潟が快勝(C)Getty Images

ルヴァンカップは4日、各地でプライムラウンド準々決勝のファーストレグが行われた。 J1リーグで11位につける名古屋グランパスと、首位サンフレッチェ広島が豊田スタジアムで激突。ホームの名古屋が開始早々にユンカーの強烈なシュートでチャンスを作ると、広島も10分過ぎから圧力を高め、東俊希や満田誠がチャンスを迎える。しかし両チームなかなかゴールまでは届かず、前半はスコアレスで折り返す。それでも58分、トルガイ・アルスランが頭で押し込み、広島が先制に成功した。このリードを守りきり、1-0で広島が先勝している。 【ゴール動画】長倉幹樹、町田相手に4ゴールの大活躍！ J1で6位の横浜F・マリノスは、ホームで19位・北海道コンサドーレ札幌と対戦。30分に左サイドを宮市亮が突破すると、DFがクリアしきれなかったボールを植中朝日が押し込んで先制する。さらに36分、植中朝日が見事なコントロールシュートを突き刺して突き放す。すると37分、決定機を阻止した荒野拓馬が一発退場になり、数的優位も手にする。59分にはオウンゴールでリードを3点に広げると、天野純が2ゴールを奪う。77分には1点を返されたものの、86分に水沼宏太が6点目。6-1で圧勝を収めた。 J1で2位のFC町田ゼルビアは、13位のアルビレックス新潟に0-5と完敗。16分にカウンターから長倉幹樹のゴールで先制を許すと、32分にはボールを追いかけた藤尾翔太のタックルがダニーロ・ゴメスの足に入る形になり、一発退場に。10人での戦いを強いられる。すると42分に小野裕二に追加点を奪われ、後半開始早々には長倉幹樹に痛恨の3点目を奪われた。さらに87分、長倉幹樹のハットトリック達成を許し、終了間際には長倉幹樹の4点目を許して試合終了。町田は敗退危機に瀕している。 また川崎フロンターレは、唯一のJ2勢であるヴァンフォーレ甲府に1-0で勝利。27分に遠野大弥が先制点をマークすると、57分にはエリソンがネットを揺らしたものの、VARオンフィールドレビューの結果ハンドがあったとしてノーゴールに。それでも失点せず、勝利を飾っている。 なお、各試合のセカンドレグは9月8日に行われる。