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【巨人】直江大輔、今季中に手術 来季フル回転へ「ヘルニア」持ちの腰治療に専念

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スポーツ報知

 巨人の直江大輔投手(20)が今シーズン中に腰の手術を受ける方針であることが28日、分かった。今季1軍デビューして3試合に先発した若手のホープ。もともと「ヘルニア」持ちで、来季を万全で迎えるため、全日程終了を待たず治療に専念することになった。今季は絶望となるが、早めに行うことで来年2月の春季キャンプは間に合う見込み。原監督が期待する右腕が、アクシデントを乗り越え飛躍を目指す。 【イラストで詳しく】直江大輔の今季成績  将来のエース候補が試練を迎えた。直江が今季中に腰の手術を受ける方針となったことが分かった。もともと、腰部の骨の間にある組織が変形し、神経を圧迫する「ヘルニア」持ち。保存療法で痛みと付き合いながら投げる選択肢もあったが、この先の野球人生が長い20歳。原監督ら首脳陣の意向も踏まえ、今季中の復帰を目指すよりも万全の状態で来季に臨むために手術する方向になったようだ。シーズン途中に早めに行うことで、来年2月の春季キャンプはキャッチボールができる見込みだ。  高卒2年目の今季は1月にエース・菅野のハワイ自主トレに同行。自粛期間から6月までは3軍だった。そこで山口鉄也、会田有志両投手コーチから「空振りを取れる球を磨こう」と指導され、チェンジアップを封印してフォークを猛特訓。飛躍的に奪三振率が向上して6月末に2軍に昇格した。  阿部2軍監督からは「鬼になれ」と、声を出して投げるスタイルを伝授された。8月16日のイースタン・ヤクルト戦(G球場)で5回無失点で公式戦初勝利。同23日の広島戦(マツダ)で1軍初登板初先発して4回1失点と好投し、原監督が「プロ野球選手として一番大事なものを持っている。闘争本能、強気、魂を持っている」と絶賛した。  今季3度目先発、今月21日の広島戦(東京D)はプロ最長5回途中2失点の力投も、初勝利の権利まであとアウト2つという状況で降板した。翌日に登板機会なしで登録抹消。その後、下半身のしびれが強くなり、医療スタッフや首脳陣と患部の状態などを踏まえて慎重に相談していた。  今季は1軍3登板で0勝0敗、12イニングで防御率3・00。前年まで通算30イニング以下という新人王の資格も残し、2021年は開幕から勝負を挑む。今回のシーズン中の手術も、原監督の来季への大きな期待の表れと言えるだろう。  同期入団で今季8勝の戸郷と近未来、先発の柱を担える逸材といわれる2年目右腕。まずは腰の治療に専念し、リハビリを乗り越えて成長への糧とする。  ◆直江 大輔(なおえ・だいすけ)2000年6月20日、長野市生まれ。20歳。松商学園高で2年夏に甲子園出場。18年ドラフト3位で巨人に入団。縦に大きく割れるカーブ、スライダー、フォークなどを操る本格派。1年目の昨年は主に3軍で経験を積み、今季2軍で公式戦初勝利。184センチ、77キロ。右投右打。推定年俸570万円。背番号「54」。  ◆椎間板ヘルニア 椎骨の間でクッションのような役割をする椎間板が変性して突出し、近くにある神経を圧迫することでさまざまな症状を引き起こす。脊髄や末梢(まっしょう)神経が突出した椎間板によって刺激されることで、麻痺(まひ)、痛みやしびれなどさまざまな症状が生じる。

報知新聞社

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