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宇宙日本食マヨネーズ、国際宇宙ステーションへ キユーピー

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食品新聞

 キユーピーが提供するJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)認証宇宙日本食「マヨネーズ」が、野口聡一宇宙飛行士の携行品として12日にJAXAから公表された。  同飛行士は、日本人では初の搭乗となる米国企業SpaceX社開発の宇宙船「Crew Dragon(クルードラゴン)」の運用初号機に搭乗し、宇宙日本食「マヨネーズ」は約6か月にわたる国際宇宙ステーション(ISS)への携行品となる。  キユーピーマヨネーズは、07年6月に日本国内で製造された初の「宇宙日本食」の一つとしてJAXAから認証され、以来13年間提供を続けている。  07年認証当時のキャップやボトルは、NASAの基準に沿い、宇宙で使用実績のある材質を使用した宇宙食専用の包材を使用していた。09年には若田光一宇宙飛行士が第20次長期滞在時に携行。その後、同年に市販商品と同様の一般資材を使用した包材に変更しJAXAより認証された。  これにより、通常商品により近い仕様が可能となり、今後、需要が増えていく宇宙食を供給しやすくなった。  宇宙では地球上ではかからない圧力がかかるため、通常以上の負荷に耐えられるよう、製造においては検査を強化している。さまざまな抜き取り検査を行うほか、外観、重量、漏れなどは全数検査を行う。また、キャップとボトルには面ファスナーを装着し、使用時にキャップをボトルに貼り付けたり、宇宙船内に貼り付けることで、無重力空間でも扱いやすいような工夫もしている。  同社は、04年10月にJAXAの宇宙日本食開発プロジェクトに参画して以来宇宙食開発に携わり、20年4月に発足した一般社団法人SPACE FOODSPHEREが推進する「SPACE FOODSPHEREプログラム」にも参画、地球と宇宙に共通する「食」の課題解決への取り組みを開始している。近い将来、民間企業の参入によって宇宙旅行が身近な存在となり、宇宙食料マーケットは、2040年代には数千億円の市場規模になるとも言われている。

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