観客のレベルも高いって! 欧州のイベント駐車場が凄かった件 後編 初代NSXから東欧マイナー車まで
ルノー・クリオV6
ルノー・スポール・スパイダーと比べて評価はどうか? 一概には言えないが、中古車価格から判断すると、クリオV6の方が人気が高いことは間違いない。 こちらは初期のフェーズ1で、2.9L V6で最高出力230psを発生し、そのパワーを後輪に送る(エンジンは後部座席があった場所に配置されている)。ショートホイールベースのため、ハンドリングがやや不安定なことで知られていたが、250psのフェーズ2では改善された。
ブリストル412
英国のメーカー、ブリストルが製造したザガート風のタルガで、クライスラーの5.9L V8を搭載する。 特異性で知られるブリストルの顧客層は非常に狭かったが、非常に熱意があり、彼らは自分だけのGTを望んでいた。ボーファイター仕様はターボチャージャーを搭載し、最高速度240km/hを記録した。
フェラーリ400i
ブリストルと同じような時代に誕生したのが、ピニンファリーナがデザインしたくウェッジシェイプの4シーター・フェラーリだ。ブリストルよりもオーソドックスな選択肢であり、見た目が良かったという点ではほとんどの人が同意するだろう。最近RMサザビーズで1万1500ポンド(約230万円)で落札された1台は、修理が必要だったものの、決して無駄ではなかった。フェラーリ最大の掘り出し物だろうか?
BMW M5
歩行者安全規制とエアロダイナミクスの制約により、BMWはもはやこのような姿を作れないと言われている。しかし、新型M5よりは良いものが作れるはずだ。 このE28型のような、かわいらしくも自信に満ちた繊細さは新型にはない。それはおそらく、初代M5が誇った1000kgの重量アドバンテージのせいもあるだろう。1トン軽いのだ。
ロータス・エスプリ
現在、英国ではグリーンのクルマがちょっとした復活を遂げているが、このエスプリを見ればその理由がわかる。 ゴールドのホイールと軽快なインテリア(エクステリアのブロックっぽさとマッチしている)との組み合わせは100万ドルの価値があるように見えるが、実際にはもっとリーズナブルで、3~4万ポンド(約600~800万円)で取引されている。